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ドラフト2巡だけで終わる可能性が有ったようです

2009-05-13 21:52:00 | イーグルス
 契約に不満が有るSheldon Brownに対してTroy Vincentがアドバイスしています。Vincent自身が30歳を越えると同時にLito Sheppard,Sheldonの2人をドラフトされて2人の成長と共に放出されています。この事に付いてビジネスだから仕方が無い事と理解していて、LitoとSheldonに対してポジションを奪われる事が分かっていても出来る限り技術などを教えたと振り返っています。Sheldonに対しては、ベストを尽くしてたとえ放出されたとしてもその時に価値の有る選手で居る事が必要と言っています。
 契約が切れてFAになるのを見越して交代要員の若手を用意されたVincentの例と金額の多寡が問題になっている今回の話は状況が違うのですが、30歳を超える今が大型契約を貰う最後のチャンスなのは事実です。ただ、今回のケースではホールドアウトして開幕してもチームに合流しない所までやらなければトレードやカットされる事は無いでしょうし、騒ぎ損に終わるでしょう。

 
 Andy Reidはドラフト時にAnquan Boldinのトレードを考えていた事を地元向けのラジオで話しました。1,3,5巡が必要だったようです、もしもARI側がこれに近い条件でOKを出せばトレードが成立していたそうですが、結果として代理人Drew Rosenhauseが1人で騒いでいただけでARI首脳陣に放出の意志は無かったようです。そして6巡指名権を使って2つ順位を上げてJeremy Maclinを指名しました。
 これまで、トップ10候補だったMaclinが落ちてきたのでチームニーズとしてはTE,RB,DBよりも低いと思われていたWRを指名したと考えていたのですが、首脳陣はWRの補強が必要だと最初から考えていたのかもしれません。DeSean JacksonとKevin Curtisで平均点を付けて良いWRコンビだと思っていたのですが、T.Oが居た時のような爆発力が欲しかったのでしょうか。

 可能性としては、レギュラーシーズンでの失敗には寛容ですが、プレイオフでのミスには非常に厳しいReidが取っていれば勝っていたかもしれないロングを続けて落としたDeSeanの評価を下げたのかもしれません。ただ、ルーキーであれだけ頑張ったのですから、そこまで厳しい評価はしないとは思います。
 先行してパスを投げさせてブリッツで潰す先行逃げ切りが勝ちパターンで、逆に4Qで負けている試合をひっくり返す事が非常に少ないのはオフェンスに爆発力が無いからでしょう。正直Donovan McNabbに問題が有るような気がするので周りを固めてどれだけ改善されるのかと思わなくは無いのですが、オフェンスの駒を揃える事でダメな時は何をやってもダメなオフェンスから脱皮する事を狙ったのだと思います。
 でも、ルーキーをいきなり使う事は基本的に計算に入れていないチームですし、MaclinやLaSean McCoyをいきなり使う事はないでしょう。だからBoldinが欲しかった、そう言う事なのでしょうね。1,3,5巡を使ってでもBoldinが欲しい程にWR陣が悪いと考えているのならばベテランを補充しないでいいのでしょうかね・・・