イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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スーパーを狙えるチームになった?

2006-08-16 23:24:52 | イーグルス
 トレーニングキャンプ最終日の練習も終わり、プレシーズンゲーム3試合目のBAL戦に向けてLehigh大を去る事になりました。T.O、Corey Simon、Brian Westbrookと契約で揉め、結果としてチームが崩壊した去年に比べれば今年のキャンプは平穏無事に終わる事が出来ました。
 Donovan McNabbはEaglesがスーパーボウルに勝つだけのチームに復活したとキャンプを締めくくるインタビューでコメントしました。2年前と比べた時から失ったものはT.OとSimon、Derrick Burgess(それほど働いて無かったですけど)そしてTraとWestbrookの健康、その程度です。Simonの穴はBrodrick Bunkleyが、Burgessの穴はDarren Howardが埋めてくれるでしょう、T.Oの穴は埋まりませんがT.O加入前の貧弱なレシーバー陣でも3度カンファレンスファイナルにまで進んでいます。そう考えればMcNabbの発言に根拠が無いわけでは有りません。
 しかし、殆どの評論家はT.Oが壊したチームの和は修復されたし強いチームを維持するタレントは十分に残っているそれでもNFC東の中では最下位のチームと評価しています。McNabbにスクランブル能力はもう無いでしょう、レシーバーの能力不足を補うだけのスーパーマンではもう無いのです(パサーとしての能力はその分向上しては居ます)Reggie BrownとL.J Smithに続く2番手3番手のWRの能力不足が致命的な結果を招くと判断されるのは仕方が無いです。RB陣もほぼ全員がシーズンエンドの怪我を経験している上にキャンプでも相次ぐ怪我で練習の欠席が続いています、1試合で15キャリーしか出来無いWestbrookのバックアップの能力も足りないと判断されるのも仕方が無いでしょう。
 それでも私個人としては、Hank Baskett、Jason Avant、Jabar Gaffney、Greg Lewisで2番手以降のWRは補えると考えています。どちらかと言えばReggie BrownとL.J Smithが怪我をした場合の代役が用意されていない事が問題になると考えます。RBについてもWestbrookが15キャリーしかしないとしてもRyan Moatsらをローテーションさせることで補う事は可能でしょう。Brown,L.J,Westbrook(もちろんMcNabbも)が致命的な怪我さえ負わなければ十分な戦力は有ると考えます、あとは1シーズン無事に乗り切る事を祈る他は有りません。
 アクシデントが降りかかるのは避ける事が出来ません、スーパーに出てくるようなチームはアクシデントに打ち勝つだけの備えをしてきたチームか、運良く致命的でないトラブルしか出なかったかのどちらかだと思います。2年前のEaglesはアクシデントに打ち勝つ準備をしたチームでした、今のEaglesは運を味方につけなければスーパーに出る事は出来ません、それでも運を味方につけることが出来たならばスーパーに挑戦するだけの戦力はまだ残っていると思います。

今年もMcDougle負傷

2006-08-16 02:50:01 | イーグルス
 Lehigh大で行われているトレーニングキャンプも現地の15日が最終日になります(16日の午前中も練習は有りますが17日のBAL戦の為の調整になります)キャンプも終盤になって怪我をしてしまう人も居れば、やっとキャンプにフル参加できるまでに回復した人も居ます。

 Brian Westbrookの捻挫はかなり良くなっているようですが練習を休んでいます。BAL戦の欠場が決定していますし、残りのPIT戦NYJ戦にも出場しない可能性が高くなりました。プレシーズンゲームで怪我をする可能性を考えれば休ませた方が良いとは思うのですが、ここまで怪我が多いとなるとRBを4人ではなく5人ロスターに入れる必要が有るかもしれません。

 OLの怪我は長引き、Calvin Armstrong、Adrien Clarke、Scott Youngの3人がOAK戦以来練習を休み続けています。去年TraとTodd Herremansが怪我をしたシーズン後半LGのスターターとして出場していたClarkeが怪我で出遅れているのは大きなダメージになります。
 代わりにLGのセカンドチームに入っているMax Jean-Gillesは現在355ポンド、まだルーキーらしいミスも多いようですがパワーは1級品でJeremiah Trotterとの1on1ではパンケーキブロックを見せたようです。OGのバックアップはClarle,C兼任のHank Fraley,Gillesの順番ですが、Clarkeは怪我、FraleyはCですらパワー不足といわれてきましたから今後の成長次第でGillesがOG3番手になる可能性も十分に有りそうです。
 CLE戦で連続してサックを奪われたTraの状態は良くないみたいです、OAK戦でも目立つ働きはしていませんでした。やはり、血栓と椎間板ヘルニアで調整が遅れていることが影響しているのでしょう、ルーキーWinston Justiceの成長が重要になります。プレシーズンゲームでも好調なDarren Howardを相手に練習をしている効果は大きいようで、パスプロテクトの技術はかなり向上しているそうです。課題はランブロック時のパワー不足で、これは体が出来るまで時間が掛かる事になりそうです。

 ルーキーJeremy Bloomがキャンプで初めてタックルを受けました、太股を痛めていてコンタクトの有る練習には参加していなかったのですが、やっと練習に参加できるようになったようです。BAL戦に出場するかは未定ですが、J.R Reed,Bruce PerryとKRを争っている事を考えれば出場して欲しい気もしますし、もう一週後にした方が良いような気もします。

 肋骨を痛めているDarwin Walkerは回復していますが、BAL戦は欠場する事になるでしょう。CLE戦同様Sam RayburnがMike Pattersonとスターターコンビを組む事になりますが、長期的にはルーキーBrodrick Bunkleyがスターターに昇格する事になっています。パスラッシュ専門のWalkerはスターターとして使うよりもサードダウン専用に温存した方が持ち味が生きるかもしれません、Bunkleyとの交代が少し早くなっただけと考える事も出来ますから開幕に間に合うのならばWalkerの怪我に大きな影響は無いでしょう。

  SLBのスターターを奪う可能性が有ると予想されていたGreg Richmondですが、去年と同じ椎間板の手術を受ける事になりましたIR入りする事になります。ルーキー時は膝、その後は腰を2年連続と3年連続のIR入りになりました。

 もう1人アクシデントに翻弄され続けるJerome McDougleですが、検査の結果 肋骨を2本折っている事が分かりました、3週間ほど練習を休む事になります。3週間と言うと丁度開幕と言う事になります、練習復帰からコンディション調整の時間を考えれば今年も出遅れる事になりました。
 Juqua ThomasとLBからコンバートされていたJason Shortにとっては大きなチャンスです、2人ともSTで仕事が出来る選手ですからチームに貢献する事ができるでしょう。Thomasは去年もMcDOuglesの負傷でチャンスを得て1年プレイしています、Shortは元SLBですからRichmondの怪我で手薄になったSLBのバックアップ兼任で使う事も考えられます。4人目のDEはMcDougleで決まりの筈でしたが、この2人がプレシーズンゲームで活躍するようだとカットされてしまうかもしれません。