Brandon Grahamが正式に引退を発表しました、2010年のドラフト時に、JPPでもDerrick MorganでもなくGrahamなのかよ!!!
って思ったのを思い出します。
この年は次の指名のDBのEarl Thomasにその次のJPPがすぐにプロボウルに選ばれ、Grahamは4-3DE専門の選手なのに3-4OLBにコンバートされたり、ワイドナインでより軽量高速型のパスラッシャーが向いてるシステムだったり、怪我をしたり・・・花咲くまでに時間がかかりました。その後もOLを抜くよりも押し込んでポケットを狭くしていく(外に逃がさない)システムとサックの数字は伸びにくいシステムの中で10サック超えたのはわずか1シーズンだけ、2011,21年の怪我で離脱したシーズンを除いた13シーズンで76.5サックと平均6サックなのですよね。5.5サックなのにAll-PROのセカンドチームに選ばれるパスラッシャーなんてなかなか出ないでしょう(それだけ、OLをコントロールして1対1で勝ち続けたのです)
スーパーボウルに勝利して引退、これ以上ない形での選手生活を終える事になりました。Fletcher CoxとJason Kelceの3人生え抜きの大黒柱がついに全員チームを去ります。新しい時代に変わっていく事になります。
FAでDEを獲得しています。Georgia大出身でNYGの元2巡指名Azeez Ojulariと単年4ミリオンで契約しました。
22.23.24と3年連続で怪我によるIR入りしてシーズンを終えています。4年で46試合の出場で22サックとサック率は高いですが、スターターで使うよりもセカンドユニットでプレイタイムを減らした方が良い選手かもしれませんね。
ただ、Josh Sweatの穴を埋める新スターターとして、現段階で最も実績が有るDEはOjulariなのですよね。
DEがSweatとGrahamの2人抜けてJosh UcheとOjulariが入り、2年目のJalyx Huntの成長を加味してもタレントレベルの低下は否めません。DEは10サックが期待出来る選手とそうじゃない選手の差が大きいポジションだと思うのです。