魔法にかけられて：エイミー・アダムス

女優力　７９％！　　　（見事なプリンセスぶり！）

普通にきれいなダークブロンドのエイミー・アダムス。
割と人形っぽいというかマネキンっぽい感じもある彼女。
凄い美人という感じがする訳ではない。
しかし、この映画でのジゼル姫の役は素晴らしい。
実に見事にアニメから抜け出して来たお姫様に見える。
イノセントな感じも完璧。
彼女無しにはこの映画の成功も無かったのでは？
と思わせてくれるくらいだ。
終盤では、いつの間にかニューヨークに馴染んでいたのも凄い。
これって演技が上手いということなのかな？
彼女が出てた映画も見た事が無い訳ではなかったが、
全然気が付かなかった。
割と印象に残る役が無かったのかな？
未だ未知数な彼女だが、この映画での素晴らしさを知った以上、
今後の活躍が期待されるところだ。

映画は、アニメの世界のプリンセスが異世界に飛ばされるが、
そこが現代のニューヨークという面白いアイデアのもの。
一回しか効かないアイデアとは思うが、それだけに面白い。
お話も楽しく、グレイズアナトミーでお馴染みのパトリック・デンプシーとか
あほ王子がはまりまくってるジェームズ・マースデンとかの男優陣もなかなか。
タイミングが合わなくてスクリーンで見れなかったもんだが、
やっぱ映画館で見たかった。
残念。
リスが喋れなくなって一生懸命ジェスチャーするのに、
さっぱり通じないぱっぱら王子が最高だったな。
王道のストーリー、ハッピーエンドしかありえない作品とは言え、
良く出来た映画だった、楽しい時間を過ごさせてもらったよ。