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女優をメインにした映画感想のはず

女優力とは、その映画での女優さんの魅力です、女優自体の評価ではなく、また客観性は1ミリありません。音楽やサッカーもあり?

STAND:PSYCHEDELIX

2006-08-21 09:59:49 | 音楽
CDについては、発売日には関係なくではあるが、
最近買ったものについて取り上げるつもりだった。
そういう訳で、今回も本当はMR.70’s YOU SET ME FREEという
Charのソロのアルバムについて書こうと思ってたけど、ついでに聞きたくなった
こっちのSTANDがあまりに良かったので、本当に素晴らしかったので、
ついついこちらを取り上げてしまった。
もっともCharと言う人は、良くないもの、素晴らしくないものは作ってないと思う、
少なくとも聞いたもののうちではない。
もちろんMR70’sも、期待通りの素晴らしい内容だった、
いわいる70年代のブルース・ロックを現代風にやったもので、
それもCharがやってるんだから悪いはずがない。
それでもなぜSTANDかというと、こちらの方が気持ち良かったから。
今の自分の気分は、こちらの気持ち良さを求めてたんだろう。

で、何が気持ち良いかって、、、カッティング。
16ビートのカッティング、このリズムが、ギターの音が、たまらんね。
この頃のCharが、ストラトだったかムスタングだったか記憶が定かでないし、
レコーディングで実際に使った機材も分からないけど、多分フェンダー系のギターとは思う。
ちょっと軽めの、スカっとした、シャクっとした音でのカッティング、ほんと快感だね。
ちょっとフェイズがかった、いかにもCharって音だなぁ。
そして、リードが素晴らしいのは当然だけど、
特にこのアルバムは、音がこれも気持ち良い。
チョーキングのロングトーンは特に音が、甘い甘い。
よだれが出そう。
やっぱり相変わらず、完成度の高いアルバムだ。
ファンキーでロックでかっこいい、なかなかこんなアルバムは無い。
ある意味Charも孤高だね。

自分的にCharのものたりないとこは、壊れたとこがなく、
何やってもそつがないところくらいか?
もっとも普通なら美点だろうし、ちゃんとぶっとんだとこもあるんで、
あえて言えばだけどね。
あと、歌詞がね、ここでは英語なんで気にならないけど、
曲や演奏に比べるとどうしても、落ちるね。
もっとも、作詞も作曲も唄もどうしようもないくらいのレベルで素晴らしいという
日本人アーティストって一人しか知らない。
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Aerial:Kate Bush

2006-07-16 18:56:57 | 音楽
ケイト・ブッシュのなんと12年ぶりの新作
2枚組のヴォリューム「エアリアル」。

これは、凄い。
長い事ケイトの1stアルバムは、最高傑作だけど
彼女自身これを超える作品は出せないと思ってた。
しかし、この新作は1stに並ぶ、いや超えるかもしれない。

なんて素晴らしい曲々、無駄の無い必要最低限の音だけの演奏、
伸びやかな透き通ったウ゛ォーカル。
総てが、ハイクオリティ、磨き抜かれた宝石のように輝きを持つ。
しかも、昔のように尖った部分を既に必要としていない、
必要最小限の僅かな音だけで、リズムはキックされ、メロディは宙を舞う。
力一杯ドラムを叩く事も、声を張り上げる必要も無いんだ。
彼女は、最高の力を得るポイントに最適な力を与えて
最高の効果を得る術を得てしまっている。
歌詞も、もはやエキセントリックな内容を必要としない、
洗濯機と歌うだけで充分なのだ。

いや危なくこの傑作をスルーするところだった。
当初聞いてた通りセキュアCDとかいう訳の分からんもので
出ていたら買ってなかったと思う。
危ないったらないね。

ちなみに、「もしもしー」と歌ってる?と
思ってたら、そこが「洗濯機」と歌ってるとこだった。
Washing Machine だね。
空耳?
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SYD BARRETT:ex Pink Floyd

2006-07-12 21:09:03 | 音楽
元ピンク・フロイドのシンガー・ギタリストのシド・バレットが
7月初旬亡くなったそうだ。

とても淋しい。
彼は、マーク・ボランと並んで若い頃のアイドルだった。
2人共、文句無くかっこ良く、素晴らしい曲を書くミュージシャンだったね。
まぁ、シドの方はリアルタイムで知ってはいなかったし
知った頃には、その音楽活動は終了してたんだけど。

彼の2枚のソロ・アルバム、彼が参加したピンク・フロイドの1stアルバム。
そして、See Emily Play。
なんとも、不思議で素晴らしい曲ばかりだった。
そんな素晴らしい曲に、独特のヴォーカルとギタープレイを
残して、あっちの世界に行ってしまったシド。
例え生きていたからといって、彼の新作を聞く事も
なかったろうけど、英国のどこかに彼がいるというのと
いないのでは、やはり何か違うね。

フロイドのWish You Were Hereを買おうかなぁ、、、
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Extraordinary Machine:Fiona Apple

2006-06-10 10:34:29 | 音楽
待ちに待ったフィオナ・アップルの3rdアルバム。

2ndから随分間があったからなぁ。
正にextraordinary machineなフィオナ、
1曲目は弦楽器と木管楽器が目立つ
ちょっと変わったタイトルトラック。
最初は少し違和感を覚えたが聞いてくうちに
とても良いと思えて来る。
ボーナストラックで聞けるギターヴァージョンも
別の味わいがあって良い。
そして次の曲からは、いかにもフィオナ・アップルという
感じの曲が続く。
相変わらず繊細で触れると傷つけそうな
小さくて美しい生き物のような曲たちだ。
オリジナルでハイクオリティ、またも素晴らしい作品を
届けてくれた、素晴らしいに決まってるとは
思ってたけどね。

音楽の要素は、リズム、メロディー、ハーモニー
だけど、フィオナはそれを超えたものを持つ音楽を
創造出来る希有なミュージシャンアーティストの一人だ。
このアルバムも、表面的な音楽の良さがこつこつと
当たってくると同時に、そういう音楽を超えたものが
沁み込んで来る。
以前一度ライブを見る機会があったが、
幸運だったと思う。
また、このアルバムの曲を聞ける
ライブをぜひ見たいもんだ。

このアルバムに関してはFREEFIONAの騒ぎとか
あったけど、ライナー読んだところでは
ちょっと事情が違ったようだね。
どちらにしろ、リークされたヴァージョンも
聞いたみたかったなぁ。
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Call Off The Search:Katie Melua

2006-05-27 08:02:56 | 音楽
WOWOWでプロコル・ハルムの人が仕切ってたチャリティ・コンサートが
エリック・クラプトン&フレンズというタイトルで放送されたんで、
見てたら最初のクラプトンの登場の後に出て来たのがケイティ・メルア。

全く知らなくて、名前すら始めて聞く人だったけど、これが歌い出したら
なかなか良かった。
小柄な美人で、アコギそれもスティール弦でなくガットのギターを
抱えて歌う姿は絵になってたし、曲も良かった。

ネットで調べてみたらグルジア出身の20歳、去年イギリスでブレイクしたらしい。
明るいノラ・ジョーンズという表現もあって、ノラの2ndがCCCDで
がっかりしたことから、これは買いだと思ってさっそく買って見た、、、
と言いたいところだけど、DVD付きと無しがあって近所ではDVD無ししか
置いてなかったから、迷ったけどDVD付きを見つけるまで待ってたんで
しばらくたってから買うことになった。

いざ聞いてみると、当たり前かも知れないがノラ・ジョーンズとは
全く違う、まぁ、ジャズっぽいとこが同じというくらいか。
やっぱりギターはガット弦のアコースティックで、ドラムもブラシを
使ってる感じで、ドラムの無い曲も多い。
全編アコースティックでエレキ楽器は最小限、
曲はジャズやブルースがベースになっててポップさは無い。
曲も声も、ちょっと癖があるんで、ダメな人もいるかも知れないが
その辺が大丈夫ならきっと気に入るな。

そいうや、DVDまだ見てないや。
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STADIUM ARCADIUM:Red Hot Chili Peppers

2006-05-24 20:52:18 | 音楽
昔は異端のバンド、今やロックの王道となった感もある
Red Hot Chili Peppersの新譜は、2枚組のヴォリュームになった。

Californication、By The Wayからの歌もの中心の流れに
ファンクを加えた感じのものになっている。
とにかく、曲も演奏も高品質といった感じで、
どこをとっても素晴らしい。
彼等のメロディーが好みなら、愛聴盤になるに決まってる。

今回は、フルシアンテのギターが色々やってて面白いね。
リードギターって感じ、バッキングでもね。
フリーのベースも、凄く良い。
チャドのドラムとベースが凄く一体感を持って
せまってくる曲があったけど、その曲だけでなく
演奏にとても一体感がある。
ばらばらに凄いことをやってるというより、
それぞれの楽器がからんでまとまって凄いと言う感じ。
それだけに、昔のはじけた感じはないけど、
この味は、年月を経て熟成したものにしか出せないね。

しかも、2枚組のヴォリュームでたっぷり楽しめる。
うん、PO/COさんの言う通りお買得だね。
コメント (1)
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