ある日、ちいチャンは、
料理の本を見ていました。
そこには、調味料や野菜の材料が書いてありました。
「塩、コショウ、鷹の爪」
と、書いてあります。
(鷹の?爪?)
料理に鷹の爪を入れると書いてあるので、
ちいチャンは、不思議な気がしました。
ある日、
街の八百屋さんで、
「鷹の爪」を発見しました。
でも、それは、
赤い唐辛子に似ています。
「鷹の爪」は、本当に鷹の爪のように、
鋭く先がとがっていて、丸くカーブを描いています。
ちいチャンは、
(鷹の爪の本物を見るのは、初めてだ!)
と、鷹の爪に視線がくぎづけです。
(鷹の爪って、唐辛子に似ているんだなぁ。)
と、ちいチャンは思いました。