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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

一夜漬け

2008-05-26 | 研究ノート
・久しぶりに終日試験地にいる。今日は一転快晴で、緑がまぶしい。午前中は色々と事務的な連絡などでいつの間にか時間が過ぎてしまう。10時半ごろからようやくトドマツ交雑論文の修正に取り掛かる。既に赤で修正していた原稿を見ながら、Texに反映させた後、もう一度プレビューして点検。さらに、もう一度プリントアウトして再チェック。なぜか、画面で見ただけでは気がつかないミスとかが残ってしまうんだよねえ。

・お昼時に、もう一度昨日のイイギリを見に行く。昨年多くの実がついたという個体は花がほとんど見えない。もしかしたら、豊凶が結構あるのだろうか。あるいは雌花は上のほうにしかつかないとか・・・。あちこちに落ちているのは、どう見てもシンプルな雄花序。個体によって花のつき方がずいぶんと違うのは間違いなさそうなのだが、肝心のことはよく分からない。



・Lさんから散布モデル関連の質問を頂き、久しぶりにRのコードを確認してみる。マニュアルでブートストラップのヒストグラムは実測値であることは確認できたが、確認のために、Tくんにメールを送る。と、なぜか北海道から(!)電話をもらう。2成分正規分布モデルを1成分正規分布モデルに変えると、どれくらいダメになるかというのを確認したい、という内容のメールも同時に送っていたのだが、電話で言われるままにコードを書き換えると、何とか動いた。

・結果を見てみると、なにやらそれらしい値になっている。AICでみると、花粉散布の場合、1成分では2987なのに、2成分にすると2804とかなり改善されている。29日には自分がRの講習をする予定になっているのだが、今更ながら、作図の保存方法などについてもIくんに教えてもらったりして・・・。相変わらず、切羽詰らないとやらないというところが、我ながらダメだねえ。