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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

小説の手ごたえ

2008-05-23 | その他あれこれ
・午後から弥生にてゼミ。最近,弥生の行き返りで小説を読むことが多い。一仕事をするには乗換えが多すぎるのと,1回の乗車時間が微妙に短くて,論文をチェックするのには短い。3回の往復で,東野圭吾の「流星の絆」を読みきってしまった。本の帯には「登場人物が書かせた」とあるが、確かに筆が乗っているという感じである。ぐいぐいと引き込まれて,意外な展開。最後は少し切ない小説であった。

・当たり前のことだけれど,小説というのは,ページをめくる手の感触で”終わり”が近くなるのが分かってしまう。いい小説ほど,早く続きを知りたいような,もったいないような独特の感覚がある。現在、我が家には第5回本屋大賞の受賞作、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」が手付かずで残っている。今しばらくは通勤時間を楽しめそうである。