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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

花粉流動の長距離成分

2007-01-16 | 研究ノート
・業務で砂川に出張。富良野からは、車で1時間半ほどである。札幌へ電車で行くときには通りすぎる駅なんだけど、訪れる用件がなかったので、今回が初の訪問。案外、街は大きい。考えてみると、札幌までのアクセスはいいわけで・・・。肝心の業務の方は成果があったような、なかったような。なにやら疲れた・・・。

・広島のSさんから森林学会の要旨が送られてきたので、そのチェック。今度はカツラの花粉流動のお話。単なる父性解析をしたというだけでは、目新しさが感じられないので、今回の面白さをもう一度確認しつつ、論旨構成を検討する。

・沢沿いの森林の場合、恒常風の存在によって方向性のある花粉流動が起こりうるという知見と200-1kmまでの長距離の分布,1km-2kmくらいまでの超長距離の分布を比較的精度よく推定できているところが「売り」であろう、ということで修正案を送付。既存研究と比較しつつ、うまく位置づければ何とかなりそう・・・なのだが、後は時間との闘いになるのだろうか・・・。