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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

北海道支部大会と綱渡り

2006-11-10 | 研究ノート
・焼松峠論文の最終仕上げを終え,ついに送信.すると途端に,受領しましたメールが速攻で届く.どう考えても自動受信システムではなさそうだが,まさか待ち構えていたわけでもあるまい.ほっとする暇もなく,プライマーやらPCR産物やらの発送準備.こういう辺鄙なところにいると,クール宅急便を利用することが異常に多い.もはや超常連のはずなのだが,そこは富良野の客商売で,なぜかいつも電話番号を聞かれてしまうのである.

・さて,13日月曜日は林学会の北海道支部大会である.月曜日に設定されたせいで,もはや今日しか時間がない.ということで,発表者2人とプレゼンやら論文やらの打ち合わせ.こうして,根を詰めて打ち合わせるうちに,ふと光が射す瞬間というのもあるわけで,やはり人前で発表するために色々と考えるのは無駄ではないなあと改めて思う今日この頃である.

・ところで,今回の支部大会では,なぜかポスター発表も行われることになっている.しかも,今回は木材学会との合同開催だったのか!学会窓口になっているOさんが長期出張に行っていたために,プログラムが荷物の中に埋もれていたわけで,色々と初めて知る情報が多い(自分の座長の分の発表だけは知っていたけど).北海道支部では,なぜか造林分野が2部門もあり,後は林政,経営,利用分野,保護・立地・防災分野に分かれている.本大会ではあれほど参加者が多い「生態」という部門がないのが前からの不思議である.

・学会発表を聞くときには,どのような順番で聞きたい発表をつなげて,綱渡りをいかにしていくかがポイントになるのだが,今回は新たに加わったポスター発表というやつをどう料理するかが腕のみせどころ(?)となりそうである.