健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

Klothoが神経変性疾患の認知機能改善に効果

2017-08-25 08:30:19 | 研究
延命効果ホルモンとして働くタンパクである「klotho」の少量投与で、神経変性疾患における認知的機能の改善につながる可能性があるとする研究論文がCell Reportsに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。老化または障害のあるマウスの認知および身体的機能を向上さる効果が、klothoの投与で確認できたそうです。先行研究では、高レベルのklothoに生涯さらされることで精神的機能の向上につながることが報告されていたそうですが、klothoの短期投与による認知的機能の急速な改善については、これまで報告はなかったそうです。今回の研究で、4日連続でklothoを投与した若いマウスに著しい認知的機能の向上が認められたそうですた。効果は2週間以上続いたとも。老齢のマウスでは、1回の投与から2日後に改善が見られた。他方で神経変性病の兆候を示しているマウスでは、数日間の投与で症状が軽減したそです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3138657
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする