今日は３月３１日。今日で平成２２年度は終わり、明日から新年度です。今回の震災により新年度どころではないという方もいらっしゃるかもしれません。依然として多くの方が避難生活を余儀なくされ、福島原子力発電所の事故も予断を許さない状況が依然として続いています。生活物資への影響は少しずつ解消されてきたような気がしますが、まだまだ残っています。昨日の段階で、ヨーグルトなどの加工乳製品が店頭から消えかかっています。しかも、愛知県豊橋市で。正直、まだ先が見えていないという状況でしょう。でも、どこかで新たな一歩を踏み出さなければなりません。そういう意味では、１つきっかけになる方も多いのではないでしょうか。１日も早い復興を願うばかりです。
政府はこの期に及んで、まだ人事や新規組織の立ち上げを行っているようです。もちろん、必要ならば新たなメンバーを加え、組織を立ち上げることは問題ありません。ただ、今回の震災発生から３週間にわたって五月雨式に次から次へと人事や新組織、新ポジションを立ち上げていくというのは・・・・・。それだけ事態は悪化しているのでしょう。でも、国民に対してはそうしたアナウンスはないです。タイトルの１５人目の船頭というのは内閣参与のことで２９日に１５人目を任命したのだそうです（ＭＳＮ産経ニュース）。これだけ新たにメンバーを加えると、今までのメンバーは自分の存在価値を否定されているような気はしないのでしょうか。いずれにしても、原発事故は数年単位の大きな問題。震災からの復興も数年単位になることが予想されます。こうした軸が定まらない状態でこの難局を乗り切れるのでしょうか。不安になりますね。
未曽有の大震災。日本人の心だけでなく日本経済にも大きな影響を及ぼしています。そして、この震災の影響は日本にとどまらず世界経済にも大きな影響を与えています。その典型的なのが世界の自動車生産だそうです。自動車には多くの部品が使用されているのは言うまでもありませんが、その中には日本製の部品が多いそうです。そして、そうした部品製造に係る工場が今回の震災で大きな打撃を受けたそうです。その結果、トヨタをはじめ国産自動車メーカーの生産が大きく落ち込んでいますが、海外の自動車メーカーも部品調達が滞っているようです。世界の自動車生産が約３分の１も減少することが予想されているそうです。そういう意味でも、世界も日本の震災からの復興を見守っているのだと思います。がんばれニッポン！
マグニチュード６．５の余震が発生しました。津波注意報も出ています。でも、地震に慣れているのでしょうか、その後の情報は全く入ってきません。もちろん、被害が全くないから情報がないということもあります。きっとないのでしょう。未曾有の震災が発生してから３週間目。３月も最終週。今週中に４月になります。新年度にもう過ぐ入るというのに・・・・・。回数は少し減ってきたとはいえ、余震はまだまだ続きそうです。交通網も徐々に回復しつつあるようです。被災地への支援は、現時点では十分とはいえないようです、こちらも交通機関の回復に合わせて徐々に拡大していくものと信じています。ですが、原子力発電所の問題は一向に解決しそうもありません。毎日、問題が発表されています。でも、その発信される情報がその日に発生したものでないこともあり、どうも不安は解消されません。このままでは・・・・・。
福島第一原子力発電所３号機。これは、ＭＯＸ燃料を使用したプルサーマル利用による発電を行っていたそうです。ＭＯＸ燃料とは、、使用済み燃料中に１％程度含まれるプルトニウムを再処理により取り出し、二酸化プルトニウムと二酸化ウランとを混ぜてプルトニウム濃度を４～９％に高めたものだそうです。このＭＯＸ燃料は高出力であることからその有用性は高いとされています。通常は高速増殖炉という特別な炉で使用するそうですが、軽水炉の転用も可能だそうです。福島第一原子力発電所３号機はこのＭＯＸ燃料を使用していたそうです。すると、ここで燃料漏れがあったとする、あるいは今後起こった場合は、プルトニウムが外部に出たあるいは出ることになります。このプルトニウムは半減期が２万数千年だそうです。ちなみにウランは数億年。ですので、プルトニウムは非常に多くの放射線を出すということになります。ということは、プルトニウムを含んだ燃料が外部に出るととんでもないことに・・・・・。プルトニウムが漏れた可能性を確認するためには測定する必要がありますが、環境中のプルトニウムは測定していないそうです。えっ！ということは、すでにプルトニウムが漏れている可能性もあるということです。なぜ、プルトニウムについての報道がされないのでしょうか？政府なぜ、国民に知らせないのでしょうか？３号機に対してまず放水を行ったのはこうした理由からなのでしょうか？タービン建屋に存在した水に１万倍もの放射線が検出されたということは・・・・・。何度も述べていますが、政府はとにかく正確な情報をリアルタイムに国民に提供してほしいと思います。
未曾有の大震災から昨日で２週間。まだまだ被害の全容がつかめず、死者・行方不明者は日を追うごとにどんどん増加しています。このままだと、３万人を突破することも。また、福島第一原子力発電所では放射能漏れの疑いで復旧作業が中断しています。こうした状況を受けてか、菅総理大臣が昨夜国民へ向けてメッセージを発表しました。ところが、原稿を見ながら、しかもやっと読み上げているというような状況でした。もちろん、内容も聞いても新たな情報はなく、多くの被災者や国民はあがっかりしたのではないでしょうか。さらにひどかったのは４つ程度と予め限定された質疑応答です。これは予め質問事項を政府に伝えておいたのかと思うほどのものでした。質問中や回答中に手元に何度も目を落としながら回答する総理大臣。これって・・・・・。これでは、現場で必死に生活している被災者や復旧作業を行っている作業している者、不安になっている多くの国民は、政府に何も期待できないと実感したのかもしれません。これでは・・・・・。いつ終息するのでしょうか。今の取り組みが最大限で、最善の方法なのでしょうか。多くの国民は・・・・・・。
放射能汚染が拡大し、風評被害も相まって、大きな社会問題になっています。水の買い占めがニュースになっていますが、よく考えると、地震発生翌日には店頭からミネラルウォーターは消えていました。ですので、買い占めとは？少し不思議なニュースです。確かに全ての店頭に水が全くないわけではないと思いますが、やはり報道の仕方に少し問題もあるのではないでしょうか。原子力発電所の問題は一向に解決せず、見通しも立っていません。昨日は作業員が被爆により病院に搬送されています。多くの人々が、それぞれの役割を果たしていくというのが重要かとは思いますが、この状況がどこまで続くのか不安になっていると思います。そしてその不安は、日々増大しているのだと思います。すると、さらに状況が悪化していくという悪循環を招くと考えられます。こういう時こそ、政治主導なのではないでしょうか。でも、国民にメッセージを出すには、確固たる信念がないとかえって逆効果になることもあります。菅総理大臣は震災直後はメッセージを出していましたが、最近は全く国民の前に姿を出さなくなりました。これでは・・・・・。リーダーとは？リーダーシップとは？と考えさせられます。
福島第一原子力発電所の事故に関する情報が全くと言っていいほど入りません。入ってくるのは、農作物の出荷制限、摂取制限、乳児の水道水摂取制限。放射線物質を放出している根本である原子力発電所の正確な情報はほとんどなく、結果である規制だけを広報するというのでは混乱を招くだけであると思います。汚染源が収まらないことには、被害はますます拡大することは明らかです。実際、出荷制限や摂取制限は、たった1日で大幅に拡大しています。国民は、今後もますます拡大するのではないかと疑心暗鬼になるでしょう。これでは・・・・・。今こそ、政治の力が必要なのです。でも、官房長官が法律用語のような責任回避？ともとれるような、いつでも言い逃れできるような表現で説明するだけです。これでは、国民は何を信用すればよいのかわからなくなってしまいます。原子炉周辺では大きな問題は起こっていないというのですが、その割には周辺地域の放射線量が変化していないのは・・・・・。状況は決して良い方向に向かっておらず、持ちこたえているだけということ？つまり・・・・・。全ての情報をリアルタイムに国民に伝えて欲しいと思います。
余震が止まりません。回数は減ってきているようですが、まだマグニチュード５クラスの地震は頻発しています。さらに、昨夜から今朝にかけての地震。昨日の日中までは減っているようでしたが、昨夜から再び増加しています。今日はすでに２６回。そのほとんどが宮城県沖から茨城県沖にかけてのものです。特に今朝は、福島で震度５の地震が３回連続して発生しました。この地震の震源は内陸で浅いものだったので津波の心配はないようでしたが、これが海底で起こっていたら・・・・・。にこれは、１１日の大地震が発生する数日前の状況に近いのではないでしょうか。ハワイの米太平洋津波警報センターはマグニチュード８以上の強い地震が誘発される可能性があることを警告しています。さらに、福島第一原子力発電所もまだまだ予断を許さない状況が続いています。東京の放射線量も減ることはなく、むしろじわじわと増加しています。地震はしょうがないにしても、原子力発電所の状況に関しては政府は積極的に情報発信すべきではないでしょうか。
東日本大震災からすでに１週間以上経過しましたが、依然として震災の全容がつかめない状況が続いています。特に深刻と思われるのが、福島第一原子力発電所の事故ですね。でも、あたかも終息に向かっているかのように、報道される情報が少なくなっています。これは報道機関側の問題なのか、あるいは政府による情報操作なのでしょうか？情報操作であれば問題だと思います。というのは、昨日の未明から首都圏の放射線量が急激に上昇しているのです。でも、それに関してのアナウンスは全くありません。この放射線量の増加の少し前に菅総理大臣が現地視察を取りやめています。これって・・・・・。ＮＨＫによる発電所の生中継もなくなりました。報道されるのは数日前の映像のみです。昨夕に起きた２号機、３号機の問題もどの程度の煙なのか、国民は知るすべもありません。でも、海水の放射線量も増加し、事態はどう見てもよくなっていないと思います。むしろ次の段階に進んでいるような気がします。でも、官邸からの発表や報道は一切ありません。その一方で、ホウレンソウなどの出荷規制指示。ようは、放射能汚染が周辺１００キロ程度まで及び、それが深刻な状態にあるということなのではないでしょうか。とにかく、情報を出してほしいと思います。すぐに。できるだけリアルタイムで。
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