健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

脳の「掃除細胞」

2017-08-03 08:30:30 | 研究
人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、脳内の不要物を取り除く免疫細胞を作製することに成功したと先日発表がありました(YOMIURI ONLINE)。アルツハイマー病などの治療に役立つ可能性があると。この免疫細胞は、脳内の「掃除細胞」として知られるミクログリア。アルツハイマー病の原因とされる「アミロイドβ」などの異常たんぱく質を食べ、発症や進行を抑える働きがあると考えられている細胞。人のiPS細胞から、ミクログリアのもとになる免疫細胞と、神経細胞の2種類を作製。これらの細胞を混ぜて培養するとミクログリアに変化し、試験管内でアミロイドβを食べることも確認したそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170723-OYT1T50011.html?from=ycont_top_txt
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