健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

12月31日

2012-12-31 08:30:04 | 日記
今日は12月31日。2012年最後の日です。今年一年間を振り返ってみると・・・・・。個人的にも世の中もいろいろな事がありました。近々では3年ぶりの政権交代でしょうか。株価は上昇し、急激に円安に。個人的には、とにかく忙しかったという印象ですね。年々忙しくなっているような気が。一年経つのが非常に早い。明日から2013年がスタート。新たな気持ちで取り組んでいきたいと考えています。
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iPSストックのために献血者に協力要請

2012-12-30 08:30:07 | 研究
人工多能性幹細胞(iPS細胞)をあらかじめ作っておき移植治療に備える「iPS細胞ストック」計画で、日本赤十字社は他人に細胞を移植しても拒絶反応を起こしにくい特殊な免疫型を持つ献血者に対し、協力を呼び掛ける方針を決めたそうです(時事ドットコム)。この件は、厚生労働省薬事・食品衛生審議会で報告し、了承されたそうです。来春から京都府や大阪府など京大周辺の地域で始め、全国に広げるそうです。日赤は血小板などの成分献血で、免疫型(HLA型)を調べているそうです。今後、成分献血を行った人のうち特殊な型を持つ人にiPS細胞ストックについて説明する手紙を送付し、意思確認を慎重に行うため、協力の意思がある人は山中教授が所長を務めるiPS細胞研究所に自分で連絡し、血液や皮膚を提供する仕組みとするそうです。日赤によると、全国で数十万人が成分献血を行っており、全員が協力すれば約100種類の特殊なiPS細胞が作れるそうです。10種類で日本人の50%、100種類で70%程度をカバーできるそうです。
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引き際

2012-12-29 08:30:12 | 日記
昨日は朝から松井秀樹選手の引退のニュースが日本中を駆け巡りました。今年はほとんど試合に出場することができず、今後の去就が注目されていましたが・・・・・。一線で活躍している方の引き際はとても難しいと思います。どこでどんな幕引きを図るか。まだできる。でも・・・・・。一線で活躍していない場合でも、それなりに大きな問題ですね。人生において大きな節目になりますので。
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コウモリ翼の謎を解明

2012-12-28 08:30:10 | 研究
哺乳類のコウモリが飛べるようになった謎の一端が遺伝子レベルで解明されたそうです(毎日新聞)。コウモリの翼は鳥類とは異なり、腕、指、脚、尾の間が水かきのような「飛膜(ひまく)」でつながっているそうです。ヒトを含む哺乳類は、発生初期には指の間に水かきを持ち、やがてその部分の細胞が死んで水かきが消えることが知られしるそうですが、この細胞死がコウモリでは起きないことは分かっていたが、指の間以外の飛膜がどのようにできたかは謎だったそうです。コウモリの飛膜内部に張り巡らされている「筋組織」に着目し、筋組織ができる仕組みを、さまざまな発生段階の胎児で調べたところ、細胞の増殖を促すたんぱく質の遺伝子が、成長に応じて飛膜のあちこちに発現し、筋組織を作っていることが分かったというもの。
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来春の花粉症

2012-12-27 08:30:09 | 日記
もう花粉症のニュースです。環境省は21日、来春のスギとヒノキの花粉飛散予測(第一報)を発表したそうです(時事通信)。昨夏の猛暑による日照時間の長さや高温の影響で、東日本を中心に花粉の飛散量が例年より多いと予想しているそうです。やですね。予測飛散量を例年と比べると、関東から東海にかけての地域は1.3~2.1倍。中国地方の一部や四国、九州はやや少ないが、花粉症に注意が必要な飛散量に達する地域が多いとも。早めの対策が必要ですね。
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フリーラジカルの消去能力を可視化

2012-12-26 08:30:28 | 研究
有害物質の発生を促すフリーラジカルや、活性酸素を分解・消去する能力を可視化することに成功したそうです(医療介護CBニュース)。フリーラジカルを消去する能力が弱くなった全身の状態を「見る」技術につながることから、フリーラジカルと関連するがんなどの疾患の早期診断に向けての要素技術になることが期待できるそうです。健康な体では、活性酸素やフリーラジカルを分解・消去する機構が働いているが、この機構が障害を受けてフリーラジカルを分解できなくなると、がんや動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病、肌のしみや色素沈着などの加齢性変化といった、さまざまな病気の発症や悪化、老化につながると考えられています。高磁場MRIと、造影剤を使って、フリーラジカルを消去する能力がどの程度あるのかを、生体イメージングによって調べる方法を開発したというもの。フリーラジカルを消去する能力が高い、抵抗力がある状態でMRIの信号が消えるように設計された造影剤を、健康なマウスに投与すると、フリーラジカルを分解する酵素などの働きによって信号が消えた一方、がんのあるマウスでは、がん組織のMRIの信号が長時間消えずに残ったそうです。また、がんのあるマウスでは、がん組織だけでなく、がんと無関係とみられる正常な組織でも信号が消えずに残ることを、イメージングで確認できたとも。このことから、この手法を応用すると、がんや病気の部位が特定されていなくても、フリーラジカルを消去する能力が弱くなった全身の状態を“見る技術”につながることを意味していることになるそうです。
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乳酸菌飲料でノロウイルス対策

2012-12-25 08:30:26 | 研究
昨日、ノロウイルスを話題に取り上げましたが、今日はその続編。昨年、「乳酸菌にはノロウイルスによる感染症胃腸炎の発熱を緩和する効果を確認した」という研究結果が発表されていたそうです。免疫力の弱い高齢者(介護老人保健施設に入所している77名:平均年齢84才)を対象に、ラクトバチルス カゼイ シロタ株(以下、乳酸菌)を摂取してもらい、同ウイルスによる感染性胃腸炎の防御効果について調べたもの。被験者を2グループ(乳酸菌飲用:39名、同非飲用:38名)に分け、長期間継続で飲用してもらいデータを収集したそうです。開始2か月後、施設内にてノロウイルス感染症胃腸炎が多くの被験者に発症した際、その発生率において両グループ間に大きな差はみられなかったものの、37℃以上の発熱日数について、乳酸菌飲用グループでは非飲用グループに比べ、明らかな軽減がみられたというものです。
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ノロウイルス

2012-12-24 08:30:01 | 研究
今冬はノロウイルスによる感染性胃腸炎が大流行する恐れがあると、国立感染症研究所が注意を呼びかけています(YOMIURI ONLIEN)。ウイルスの遺伝子変異が原因で、全国3000か所の医療機関の報告では、11月26日~12月2日の患者数は1か所平均18人に急増したそうです。最近10年間で、もっとも流行した2006年の22人に次ぐ勢いとのことです。感染研によると、変異したウイルスは、今年1月に北海道と大阪で初めて検出された後、10月までに東京や新潟、沖縄など計9都道府県に広がったことが確認されたそうです。人体には一度感染したウイルスや細菌を記憶し、効果的に撃退する免疫があるが、変異したウイルスは、免疫による防御をかわして感染しやすいそうです。ノロウイルスはもともと感染力が強く、せっけんやアルコールによる消毒は効かないそうです。体力のない幼児や高齢者がかかると、激しい下痢や嘔吐で脱水症状を起こすことがあるそうです。気をつけましょう。
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筋萎縮性側索硬化症の原因メカニズム

2012-12-23 08:30:23 | 研究
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因メカニズムを明らかになったそうです(マイナビニュース)。ALSは筋肉を動かす運動ニューロンの変性・死滅が、呼吸機能も含む進行性の筋力低下を引き起こすという、主に初老期以降に罹患し、発症から数年の内に死に至る難病です。患者数は日本だけでも8000人を超え、加齢と共に頻度が増し、60歳以降の罹患危険率は300人に1人ともいわれており、決して稀な難病ではありません。そして病因不明のため、有効な治療法が現時点ではありません。これまでの研究で、病因に関わる遺伝子やALSに特異的に見られる分子異常は特定されてきましたが、未だその因果関係や運動ニューロン死に至るまでのメカニズムが解明されておらず、病因判明には至っていませんでした。これまでの研究で、ALSの病因に関わる疾患特異的分子異常として異常な「カルシウム透過性AMPA受容体」が発現していることを発見しており、今回の研究により、この異常が「カルパイン」の活性化を通じてもう1つの疾患特異的分子異常である「TDP-43」病理を引き起こしているという分子連関を解明することに成功したというものです。これにより、これまで知られていたALSの病因に関わる2つの分子異常のメカニズムと分子関連が明らかにされたこととなるそうです。特にこの成果は、ALS患者の大多数を占める、遺伝性のない孤発性ALSの病因を説明するメカニズムであり、治療へ向け1歩前進したといえるものだそうです。
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生活習慣病の薬が初の市販薬に

2012-12-22 08:30:58 | 研究
血液中の中性脂肪などが高い「脂質異常症」の治療薬が、生活習慣病の医薬品としては初めて、薬局などで購入できる市販薬として承認されることになったそうです(NHKNEWSWEB)。市販薬として承認されるのは、脂質異常症の治療薬で、中性脂肪の値を下げる効果があるとされる「エパデール」だそうです。この薬は、現在、医師の処方箋が必要な医療用医薬品ですが、厚生労働省は、薬の主な原料はイワシの油で、副作用のリスクは比較的低いなどとして、市販薬として承認することになりました。厚生労働省は、症状が進む前に薬局で薬を購入し、自分で中性脂肪を管理できれば、動脈硬化や心筋梗塞などを減らし、医療費の削減にもつながるとしているそうです。厚生労働省は年内にも承認の手続きを行い、早ければ来年度中にも薬局などで販売が始まる見通だそうです。
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