健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

高学歴ほど病気リスクは低い!?

2017-08-01 08:30:50 | 研究
生涯で心筋梗塞や脳卒中になるリスクは収入に関係なく高学歴の人ほど低いという分析結果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。これは、米国の約1万4000人を20年以上追跡した大規模調査によるもので、収入よりも学歴が健康格差を生む可能性を示したもの。45~64歳の男女1万3948人を学歴や収入でグループ分けし、45~85歳までに心筋梗塞、心不全、脳卒中といった循環器疾患を発症するリスクを算出。学歴別にみると、最終学歴が高いほど循環器疾患の発症リスクは下がり、大学院卒が最も低かったそうです。高校中退者の発症リスクは50・5%と2人に1人。高卒の41・7%に比べ約10ポイントも高く、高校教育を終えたかが健康格差の分かれ目となることがうかがわれたそうです。高校以上を卒業しているかどうかと収入の高低による発症リスクを比べると、高卒以上で低収入のほうが、高卒未満で高収入よりもリスクが低かったとも。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170725-OYT1T50016.html?from=ytop_top
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