健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

遺伝子操作細胞で白血病を治療

2015-11-18 08:30:48 | 研究
英国Londonのある病院で、白血病を患う1歳女児に対し遺伝子操作した細胞を使ったがん治療を世界で初めて行い、成功したと発表があったそうです(AFPBB NEWS)。この女児は、生後わずか14週間で小児がんに多い急性リンパ性白血病と診断。抗がん剤治療や骨髄移植が試みられたが再発し、今回の治療に。この治療法では、健康なドナーから提供された白血球とT細胞を操作し、薬剤耐性のある白血病細胞を攻撃・死滅させるよう改変。遺伝子操作された細胞「UCART19」を少量注入。数週間後、効果が確認されたそうです。
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