健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

血中ビタミンD濃度

2015-11-21 08:30:00 | 研究
ビタミンDの血中濃度が低いことと心臓疾患との関連については長年指摘されているそうですが、心臓発作や脳卒中のリスク増加に関する具体的な危険水準を特定したとの研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究によると、患者のビタミンD血中濃度が1ミリリットルあたり15ナノグラム(ng/mL)を下回る場合、心臓の問題が発生するリスクが35%も高くなるというのです。今回の研究成果は、3年間の追跡調査を実施した患者23万人あまりのデータベースに基づくものだそうです。ビタミンD濃度が低水準にある患者は、10人に1人程度と推定されているそうです。ビタミンDは、日光に当たると人体内で自然生成される物質で、魚や卵黄、一部の乳製品などにも含まれています。
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