話は戻って日本シリーズ。
この日本シリーズの期間はとにかくシンジの家に入り浸っていた。この日本シリーズが凄く印象に残っているのは日本シリーズ唯一の第8戦を戦ったものであり、セ・リーグで一番好きだった広島東洋カープが相手だったからだ。
また『ミスター赤ヘル』こと山本浩二の引退が決まっていた日本シリーズでもあった。
特に14番・津田、24番・大野、34番・川口の投手陣が大好きだった。(川口は怪我のためこの日本シリーズは出場していない。)だからとても複雑な心境で応援していたのを覚えている。
結果は3連敗の後、4連勝で逆転勝利した西武ライオンズが優勝。
8戦目の同点ホームランを打った秋山のバック転ホームインは本当にシビれた。
西武ライオンズをずっと応援していたが1993年に秋山(トレード)、1995年に工藤(FA)が当時は弱小だった福岡ダイエー・ホークスに移籍したのはもの凄くショックだった。
秋山のトレードは当時、バイトしていた桃林(中華料理店)で知ったが倒れそうなくらい衝撃を受けたのを覚えている。それ以来、西武ライオンズを応援する気持ちは凄く薄れてしまった。
津田恒実(広島東洋カープ)
北別府学(広島東洋カープ)
大野豊(広島東洋カープ)
川口和久(広島東洋カープ~読売ジャイアンツ)
山本浩二(広島東洋カープ)
衣笠祥雄(広島東洋カープ)
高橋慶彦(広島東洋カープ~ロッテ・オリオンズ~阪神タイガース)
山崎隆造(広島東洋カープ)
小早川毅彦(広島東洋カープ~ヤクルト・スワローズ)
達川光男(広島東洋カープ)
1991年にも西武ライオンズと広島東洋カープの日本シリーズがあったけれど、その時も西武ライオンズが日本一になっている。
今年はどうなるのだろう。リーグ制覇をした両チームがそのままCS(クライマックス・シリーズ)を勝ち上がってくれれば良いんだけれど。
今年こそは広島東洋カープに日本一になって欲しい!黒田が日本一になれなかった分、新井には是非ともその雪辱を果たして欲しい!
最後になるがこの日本シリーズがとても印象に残っているのはシンジの家でシンジと一緒に観ていたからだ。
シンジには作家になりたいと言う夢があり、ボクにはミュージシャンになりたいと言う夢があった。
若かりし頃はよく2人で飲みながら夢を語った。シンジは紛れもなくボクの少ない親友だった。
ライヴの後の写真。トヨの隣にいるのがシンジ。
初めて煙草を吸ったのも、お酒を飲んだのも、女の子をナンパしたのもシンジと一緒だった。
シンジはこの頃のことを覚えているかな。
またいつの日か会って酒を飲みながら語り合いたいものだ。
ケセラセラ☆