回文は行く その二千五百八十

エトランゼ底冷え日こそ全裸問え

回文は行く その二千五百七十九

つぶんねん片目篭めた寒念仏

回文は行く その二千五百七十八

諏訪市と石の民楽しいと師走

回文は行く その二千五百七十七

枯れ池や剥いたらタイムやけ入れか

回文は行く その二千五百七十六

寒波来ぬパン買うカンパ抜きパンか

回文は行く その二千五百七十五

韮の恥クリスマス陸自は野良に

回文は行く その二千五百七十四

支那毛皮良しとは歳よ我が毛無し

回文は行く その二千五百七十三

ウコン悪態つくつい沢庵講

回文は行く その二千五百七十二

照れか舞妓粥冬囲い巻かれて

回文は行く その二千五百七十一

小春なう遺骨初恋唸る箱

回文は行く その二千五百七十

佳い土間と少し年越す戸惑いよ

回文は行く その二千五百六十九

塗り壁な父ありアチチ鍋借りぬ

回文は行く その二千五百六十八

新雪や家康野営奴戦死

回文は行く その二千五百六十七

より美味く眼科お母んが熊売りよ

回文は行く その二千五百六十六

眼目がトナカイかなと学問が