ギフト市場が大きく変化しているという。
友人や家族に手軽な贈り物をする「カジュアルギフト」が伸びている。
何かのお礼などちょっとしたきっかけで、
女性に限らず男性もプレゼントを贈り合う。
包装などにも一手間かけるのが最近の特徴だ。
ギフト市場は結婚式の引出物や香典返し、お中元、お歳暮から
バレンタインデー、出産祝い、入学祝い、就職祝い、誕生日プレゼントなど
多種多様である。
これまで市場を牽引してきたお中元やお歳暮、冠婚葬祭の返礼といった
儀礼的なフォーマルギフトの需要が不景気や虚礼廃止などで減少傾向にある。
その中で親しい友人や大切な人に日頃の付き合いや
コミュニケーションの一環として贈るプライベートギフト。
カジュアルギフトは、フォーマルギフトととは異なる特徴がある。
ギフトの送り手は通常の定番商品よりも
高級な特注商品を贈ろうとする傾向があるという。
最近では希少な産直品、地方の特産物、オリジナル商品などや
国内・海外のブランド商品なども多いという。
法人ギフト市場と個人相手のパーソナルギフト市場。
これからははカジュアルギフトを中心に
消費者の新たなギフト需要を開拓する必要があるのかもしれない。