日本航空（ＪＡＬ）と全日本空輸（ＡＮＡ）のマイレージ競争が激しくなっているという。
両社とも驚くような特典が付くキャンペーンが連発している。
普通運賃で搭乗した場合、通常のマイルと同数のボーナスマイルが付き、
２倍のマイルを獲得できるキャンペーンもある。
さらにＪＡＬの場合、マイル獲得だけでなく、
通常より少ないマイル数で搭乗できるサービスも提供している。
ＪＡＬの経営危機が本格化した昨年秋以降、
ＡＮＡの新規会員数が前年比１．５倍～２倍近い勢いで伸び始めた。
ＪＡＬの新規会員数は低迷。
特に会社更生法適用申請した１月以降は新規会員数が激減したという。
さらに会員数を増やしたいＡＮＡ、何とか食い止めたいＪＡＬ。
双方とも必死だ。
マイルは将来の負担だ。
つまり将来の借金を積み増して競争していることになる。
行き過ぎた競争は会社の体力を弱める。
