ワタミは低価格居酒屋を展開する。
新店「仰天居酒屋 和っしょい」は料理とドリンクを合わせて１００種類前後を提供。
生ビールを含むメニューの７割を税込み２５０円で販売し、
６月中旬にも都内に１号店をオープンさせるという。
居酒屋大手の低価格競争が激しさを増しているが、
そのなかでも最廉価帯に位置する。
店舗面積は１００平方メートル以下の小型店で６０～８０席を設ける。
経費を抑えるために客が料理をなどをカウンターまで取りに行く
セルフ方式を採用し人件費を削減する。
出店は都心の駅前などを中心に１０店を計画しているという。
低価格帯の出店には、低価格でできる仕組みが必要になる。
ウエイトの大きい材料費、人件費の削減。
設備、内装費などの初期投資の圧縮。
回転率の向上など、その仕組みが必要になる。
現在の仕組みをそのままにしての低価格路線ではなりたたない
利益が出る事業には、利益の出る仕組みがある。
その仕組みが作れるかどうかが勝負だ。
