一生

人生観と死生観

大野正男弁護士の追悼

2007-10-25 12:43:06 | 生活
10月25日
 一昨日NHKの「知るは楽しみ」番組のための取材協力で東北大学史料館や金研へゆき、また夜西勝山の自宅でインタビューを受けた。上出来とは言い難い受け答えであったが、もうこんなことで悩まない。ただ小川正孝顕彰が進むことを祈るばかりだ。昨日昼ごろいわきに戻る。
 そして今日の午後、東京へ。大野正男前最高裁判所判事、われわれのワクチン禍訴訟の弁護団の知恵袋的存在だった先生の追悼の会に出席。先生は私の岩波新書「私憤から公憤へ」を読まれ、弁護団に加わることを決意された人だ。千人規模のワクチン禍被害者の恩人というべき人だ。吉原充が亡くなったあと、「この生命は人の光」の序文を書いて下さった。今感慨は尽きない。
 宮城県の中央児童館にいのち像を設立するとき弁護士さんたちは多額のカンパをしてくださった。大野先生もその一人だった。今回児童館の廃止問題が起こるについてわれわれは本当に怒りを感じる。被害者たちに申し訳ないし、大野先生たちカンパして下さったかたがたにも申し訳ない。宮城県の方針を撤回させるべく全力をあげたい。