古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

霧のシラカンバ林(水彩紙に墨使用)

2012-09-10 06:40:14 | 墨絵(墨絵風 )
前回アップの上高地・梓川沿いには白樺の林がありました。当地ではシラカンバと案内されていました。

この白樺も多くの写真や絵になっています。私もチャレンジしてみたくなりました。
どんな絵にしようかと、自分が撮ってきていた写真や、googleの画像を見ていましたら、
“copse photo”というブログ名で出されている写真集のなかの一枚が目にとまりました。
「霧の高原2010」(2011.02.03付)とのタイトルの写真で、霧でかすむ白樺の高原の風景です。
そうだ、この雰囲気を、墨を使って描いてみようと試みたのが今回の絵です。
写真は絵よりもさらに広角で、奥行きの深さももっとあります。
模写ではありませんが、何よりこの写真から刺激をいただき、
その雰囲気とか構図の一部(近景一本の白樺のアップなど)も参考にさせていただきました。

全体の薄暗さや影のところには墨を、それに絵の具を少々のせて、といったところです。

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3 コメント

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Unknown (mori)
2012-09-10 07:17:49
薄い霧のかかった感じが良く出ていると思います。この様に少しぼかし加減に描くのは難しんでしょうね。ところで墨ですが、言われてみて良く見るんですが、多分この辺かな~と思うぐらいで絵の具と良くなじんでいると思います。
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Unknown (キンジ)
2012-09-10 12:55:02
「霧」 目に見えないキリ 目線の霧の表現が巧いですネー。 霧が降りてきたら遠くは見えませんが そこが写真とは違うところですか。 では続きはメールで。 今夜のタケシ忙しくなりそうですね。 アッ 暑いですね。
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シラカンバの幹 (サガミの介)
2012-09-10 21:36:34
社会人になった最初の勤務地、道東には住宅地の周辺にもシラカンバの林が点在していました(高地にはダケカンバ)。
この絵を見ただけで懐かしさがこみ上げます。
シラカンバの幹の節々できる尖りの具合、葉の落ちた枝、白みが剥けた赤み黒みの地肌、それぞれがすごくリアルです。
この皮を剥いで火をつけて暖かい食事と飲み物をいただいた昔の記憶がよぎりました。
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