
季節外れですみません。
今度の展示会に際し、出展はしなかったものの、
一応の候補として準備していましたので、こちらもアップさせていただきます。
以前に描いていたものに加筆・修正したものです。
現在はその地に病院が建てられましたが、数年前の裏山にはこんな光景もありました。
芥川龍之介が、解のないミステリーとして自らの作品に名付けた“藪の中”。
今ではこの小説の題名が、真相の分からないことの一般用語として使われています。
そんな鬱蒼とした薄暗いなかで、目立たぬようにひっそりと熟れゆくカラスウリ・・・
そんな雰囲気を描きたくての一枚でした。
タイトルは五・七・五調もどきとなっていますが、
全く俳句はやりませんので・・・。
ここまでではありませんが、田舎の方では逆の状況が起きています。自分の卒業した中学校は竹やぶになっていました。そんなことを色々思うとタイトル中々味がありますね。