報徳二宮神社(全隈町1416-3)
森林公園内にある、二宮尊徳(金次郎)をまつった神社だそうです。二宮尊徳は、幕末、報徳仕法といわれる改革をおこなって、疲弊した藩や農村の建て直しを図った民間の人だそうです。茨城県でも、合理的思考のもと、下館藩等や天領の、財政再建や復興にあたったそうです。現在いわれている地域おこしのひとつの形をつくった一人といってよいのでしょう。見直されなければならない人のようです。
愛宕神社(愛宕町10-5)
祭神は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)ですが、いっしょに建借馬命(たけかしまのみこと)が祀られています。愛宕神社は、佐竹義宣(よしのぶ)が水戸城から愛宕古墳上にうつしたそうですが、この古墳は初代那珂国造(なかのくにのみやつこ)だった建借馬命の墓だったので、いっしょに祀られたのでしょう。
速刀神社(吉田神社境内社 開江町499)
吉田神社の境内社です。新田宮流の居合術をおこした和田平助をまつっているそうです。吉田神社の春季大祭には居合の奉納演武があるそうです。
清正公神社(市杵姫神社境内社 本町1-6-17)
市杵姫(いちきひめ)神社の境内社・手継(てつぎ)神社にいっしょにまつられている、加藤清正の神社だそうです。清正の家臣で、その後、徳川頼房に1000石でつかえた下野氏が氏神として建てたものだそうです。戦前に、横竹隈の屋敷跡で朽ち果てていた神社が、市杵姫神社にうつされたそうです。
秋山神社(本行寺境内社 上水戸4-8-1)
本行寺境内にある痔の神さまです。秋山自雲(しゅうざんじうん)は岡田孫右衛門という人の法号だそうですが、孫衛門は悪性の痔に悩み、それによって死んだそうですが、そのときに痔に悩む人を題目を信仰すれば助けようと請願したそうです。台東区にある本性寺に葬られていて、題目堂にその像が安置されているそうです。水戸では加倉井砂山墓の近くにもあります。日蓮宗の寺に、ときとしてあるようです。