炭(渡里湧水群 渡里町)
竹林の過剰な竹などを焼却した炭を遊歩道にまいてたようでした。ぬかるみなどの対策になるのでしょう。(撮影R7/4)
炭箱(茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
炭や薪(まき)が主要な熱源だったころは、台所に炭箱は必ず置かれていました。長く火力が持つ炭は、ありがたい存在だったことでしょう。炭屋さんが町うちにたくさんあったり、家庭では、俵に入った炭を買っていたような記憶があります。(撮影R3/5)
硯(すずり 埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
水戸城二の丸にあった彰考館跡から出土した硯だそうです。かつては、筆が主要筆記具でしたから、硯は必須アイテムだったことでしょう。写真上方の硯には「極上高嶋硯」(滋賀県産)という線刻があるそうです。(撮影H17/11)
石炭標本(茨城大学 文京2-1-1)
徳川斉昭は、那珂湊反射炉(溶鉱炉)で石炭を使ったそうです。私たちの子どもの頃に一番身近だった石炭は、学校のストーブだったような気がします。写真は茨城大学茨苑祭で展示されていた、旧・常磐炭田近くで採集した石炭です。(撮影R5/11)
投炭シャベル(水戸市立博物館 大町3-3-20)
蒸気機関車の火室へ石炭を投げ込む時に使うシャベルだそうです。機関車の狭い機関室内で、中腰になって少しずつ、まんべんなく石炭を火室に投入する作業は大変なことのようです。(撮影R4/2)