単独の石造地蔵像では、大きく分けて、錫杖(しゃくじょう)と宝珠(ほうしゅ)を持った姿、宝珠のみを持った姿、それと、合掌をする姿との3つの形があるようでした。
錫杖と宝珠の立形 香積寺(渡里町111) 天保6(1835)の銘があります。
錫杖と宝珠の座形 薬師堂(下大野町) 嘉永2年(1849)の銘があります。
宝珠の立形 満福寺(中妻市民センター南約400m)
宝珠と施無畏印の立形 愛宕神社(愛宕町10-5) たぶん地蔵でしょう。一の鳥井脇にあります。
合掌の立形 水戸八幡(八幡町8-54) 享保年間(1716-36)の銘があります。境内社の稲荷神社裏にあります。
合掌の座形 金谷のお寺(金谷町信号付近) 嘉永2年(1849)の銘があります。