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水戸の見て歩き

水戸にある龍の寺社彫刻(3)

2018-08-08 20:32:13 | 水戸

 本堂や本殿前面にある屋根のかかる向背(こうはい)の、蛙股のあるところに、龍の彫刻は多くはめ込まれています。こういう狭くて不自由な空間で、龍はさぞかし窮屈だろうとは思いますが、掛軸などを好む私たちにはここちよい表現のかたちなのでしょう。

 

本法寺別院本堂(河和田町4382−100)
 波と炎を上下にあしらった龍ですが、いかにもきゅうくつそうに見えます。

 

有賀神社本殿(有賀町1032)
 鋭い刀さばきが印象的です。左右に伸びたヒゲにも面白さを感じます。

 

安国寺山門(大足町 1184-1)
 下アゴがずいぶん大きな龍です。この門を通りぬけると名物のシダレザクラがあります。

 

大井神社本殿(飯富町3475)
 彩色された龍彫刻です。わかりにくいですが、矢印のあたりが頭です。波と炎があり、右方に珠を持っています。

 

十二所神社本殿(牛伏町)
 この龍はほかと違って向きが逆です。ウロコの形に特徴があるようです。

水戸にある龍の寺社彫刻(2)

コメント
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