ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

ぶらっと歩きの風景in水戸(75)

2021-06-30 20:42:19 | 水戸

二の丸角櫓(すみやぐら 三の丸2-5-18)
 28日から一般公開された二の丸角櫓です。かつての礎石、それに合わせて土台の材を削った「ひかり付け」、坂東市万蔵院にあった伝・旧大手門扉等を見ることができ、窓からは水戸駅方面が遠望できます。流されている映像は、上空から見たものも多くて分かりやすく、行ったら見るべきでしょう。大手門は柱を出した「真壁(しんかべ)」という技法、角櫓は漆喰(しっくい)で柱を塗り込めた「大壁」という技法が使われているそうです。

 

此君堂(しくんどう)碑(柳町2-4)
 水戸で代表的な文化人だった立原翠軒(たちはらすいけん)屋敷跡の碑で、その子孫が建てたようです。今までの場所にマンションが建ったため移動したようで、いっしょに市の建てた案内碑も移動したようです。写真の子孫の建てた碑は、新築建物の裏手にあります。

 

落ちた梅の実(偕楽園 常盤町1-3-3)
 偕楽園の梅園で、ほんの一部ですが、たくさんの地面に落ちた梅の実を見ました。去年までの数年は、不作で収穫は少なかったようですが、今年はたくさん実ったようです。

 

キッチンカー・イベント広場(東日本旅客鉄道株式会社水戸支社 三の丸1-4-47)
 JR東日本は、水戸スカイパークという芝生広場を活用しようとしているようです。私は見てはいないのですが、今増えているキッチンカーが、今月1週間日替わりで3台ずつ出店して、ランチ販売したようです。

 

白華(はっか)現象(水戸駅南ペデストリアンデッキ)
 コンクリートの成分が、雨でその中へ溶けだして、鍾乳石のようになることがあるそうです。ペデストリアンデッキの階段あたりにありました。これが大きくなるということはコンクリートの劣化が進んでますいのでしょうが、もっと大きいものが見たいなという気持ちもわいてきます。

ぶらっと歩きの風景in水戸(74)

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水戸の自転車置き場(2)

2021-06-29 20:26:34 | 水戸

  コロナ禍で、通勤のときに人と接触の少ない自転車の利用が増えているようです。事故などのトラブルは増えないでもらいたいものです。

 

水戸駅北口地下(宮町1-1-246)
 開場は5:30、閉場は23:30という、市営の駐輪場です。バイクも駐輪できるようです。ここは、レンタサイクルもやっているそうですが、坂の多い水戸では電動アシスト自転車が便利なようです。

 

赤塚駅北口(赤塚1-360-12)
 ここも市営で、バイクも駐輪できるようです。建物の内部に駐輪するようになっています。

 

内原駅北口東(内原1-3)
 内原駅北口向かって左にある、市営の無料駐輪場のようです。写真では、満車のようで、通路にまで自転車がとめられているようです。

 

緑岡高校(笠原町1284)
 たくさんの自転車があってびっくりしました。学生の自転車通学はたいへん多いようです。

 

茨城大学(文京2-1-1)
 大学も自転車利用者は多いのでしょう、広い駐輪スペースが確保されています。

水戸の自転車置き場(1)

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水戸の床(3)

2021-06-28 19:54:29 | 水戸

弘道館(三の丸1-6-29)
 藩主の部屋である、弘道館の至善堂と正庁の2室だけは、床が二重張りになっているそうです。防寒や、防備のためのための構造のようです。床板の約35cm下に、厚さ1.5cmの板が張られているそうです。下の板には端に斜めの面取りがしてあり、隣の板の面取り部分と上下に重ねて密閉するようになっているそうで、その技法を「相じゃくり」というそうです。写真は至善堂です。

 

中崎家住宅(鯉淵町2897 )
 囲炉裏のある日常の場は板張りだったようです。磨き込まれていたようでつるつるに光っているように見えます。座敷などの部屋には畳が敷かれています。元禄1年(1688)の建築物だそうです。

 

茨城県近代美術館(千波町666-1)
 四角と三角を組み合わせたデザインで、いかにも近代美術館といった雰囲気を作っているようです。

 

茨城県庁(笠原町978-6)
 2Fの床です。このような四角い石と、三角の石が敷かれています。また、点字ブロックも設置されています。

 

水戸市役所(中央1-4-1)
 2F等はカーペットが床に敷かれています。タイルカーペットというらしい、4-50cmの正方形に切断されたパネルが並べられているようです。これなら部分的な取り替えができて、修理が楽なようみ見えます。なお、1Fには石板が敷かれています。

 

低区配水塔(北見町2-11)
 配水塔の脇に鍛冶舎があります。その中に炉とともに、金床(かなとこ)が残っています。金床は、修理や加工をするために、熱した金属をのせる加工台のことだそうです。鍛冶舎は、水道施設や道具を修理する時に使われたのでしょう。

水戸の床(2)

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水戸市逆川緑地で見た木の実

2021-06-27 20:05:26 | 水戸

 久し振りに逆川(さかさがわ)緑地へ行ってました。百花繚乱の季節が終わって、実が目立つ季節になってきたようですので、目についた木の実のいくつかを並べてみます。

 

アラカシ(ブナ科)
 小さな実がたくさんついていました。アラカシは、葉の先半分にギザギザがあって、葉裏は白いそうです。実についている帽子には横縞ができるそうです。タンニンがあって渋くてよほど渋抜きをしないと食べられないそうです。

 

ウワミズザクラ(バラ科)
 だいぶ赤く色づいてきていました。水戸ではそうとうあちこちで見ることができます。これからもっと濃くなり黒っぽくなっていくようです。

 

エゴノキ(エゴノキ科)
 実にはサポニンがあるそうで、昔は石鹸として使われたそうです。白い実なので、イギリスではスノーベルともいわれるそうです。

 

オニグルミ(クルミ科)
 実は大きくなっています。殻は固くて割れにくいそうです。食べるには、実を焼いて口を開かせるそうですが、味は濃く、栄養価は高いそうです。

 

ケンポナシ(クロウメモドキ科)
 実のつけ根は変な形に曲がっていて、これからふくらん、食べられるようになるそうです。実は熟すると干しぶどうのようになるそうで、英語で、ジャパニーズレーズンツリーといわれるそうです。

 

シラカシ(ブナ科)
 雌花は長い軸に咲くので、写真のような実のなりかたになるそうです。これも実の帽子は横縞だそうです。アラカシ同様、タンニンが多くて渋いそうです。

 

ハンノキ(ハンノキ科)
 古い実が松かさのような形で残っていますが、これは今年の実です。10月頃に熟するそうです。実や樹皮から茶色の染料がとられたそうです。

 

ミズキ(ミズキ科)
 今は緑色ですが、秋になって熟すると、赤から黒になるそうです。実は、ツキノワグマの好物だそうです。

水戸の実と種(19)

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水戸の木造仏(3)

2021-06-26 09:48:53 | 水戸

野木神社
 不動尊です。右手に剣、左手に索条(さくじょう 縄)を持っているはずですが、なくなっているようです。

 

小林町
 たぶん誕生仏なのでしょう。(2)と同じ堂内にありました。釈迦は、生まれると、7歩あるいて、右手で天を、左手で地を指して「天上天下唯我独尊」と唱えたそうで、その像のようです。

 

楊林寺
 金箔もま新しい、阿弥陀像のようです。「弥陀の定印(みだのじょういん)」という指を組む印を結んでいます。これは瞑想に入っていることを表しているそうです。

 

和光院
 たぶん、笠をして錫杖(しゃくじょう)を持った弘法大師の木彫なのでしょう。左右にもいくつかの木彫があります。

 

河和田町
 暗いお堂の中で、如意輪観音に残った金箔が輝いていました。上に十九夜観世音とありました。十九夜信仰の守護神は如意輪観音だそうです。

水戸の木造仏(2)

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