花と山歩き

 身近な草花や山と自然の移ろい、見たまま感じたままの今をつづる。

姫神山おそい秋

2008-11-08 14:05:04 | 宮城の歴史遺産

 仙台から北上して盛岡市に入るころ、右手に左右対称の独立峰が見える。
なんとも女性的な山容なのだ。
 その名も姫神山なんと美しい響きなんだろう。初めて聞いたときから気になっていた。この地には何回も足を運んでいるが、不思議と登らなかった。
今回はおそい秋を探しに足を踏み入れた。

 
 午前は風と雨が激しく山頂は霧でなにも見えなかった。本来は岩手山や早池峰山が見える、最高のポイントなのだが残念だった。下山してから晴れて悔しい思いをした。


 登山口はキャンプもできる広々とした草地だった。




杉林の登山道はしっかりした根が歩きやすいように張っていた。


 このコースの由来にもなっている、一本杉で周りの杉とは幹周りの太さがぜんぜん違っていた。300年から400年ぐらいのものかもしれない。



山全体が花崗岩で覆われている。侵食から取り残された、古い地層なのです。