不動産 雑感
現在の賃貸契約は、契約内容も大部変わって来ました。
重要事項説明書の記載内容も増える一方だし。
それに伴い、紛争も増えているように感じます。
とくに退去時の敷金清算でガタガタもめる事が多いですね。
貸主は返したくないし、借主は返して欲しいしね。昔みたいに大雑把に償却したり・・
リフォーム費用で差し引いたりすると高確率でもめます。
だから、できるだけ敷金は返す方向で大家さん(貸主)に話をするわけですが、
大家さんもいろいろな人がいますので、簡単ではありません。
昔は、「長くお世話になったので、敷金で足りない分はお支払いします。
」という借主や、借主が困っている時に手助けした大家さんもいましたけど、
今の人達にそれを求めても無理があります。
貸主も、相続とかで子供が引き継ぐと紛争が増えます。不利な条件を絶対に
受け入れないビジネスマン・・て雰囲気の息子が相続して貸主となれば、
「人情」のある話し合いなんて期待できません。
ある程度のアドバイスをして、それでも自分の考えを貫きたいと貸主が言うのなら・・
あとは、お好きにしてください・・と突き放すのがベストです。
紛争解決の仲介までやってられませんよね。
借主の中には最強の弱者がいます。数万円の敷金返却でも、
紛争になれば、いろいろな団体が登場して徹底抗戦されますよ。
最終的な和解で貸主が得をしたケースって、あまり聞いた事が・・ありません。
それと、敷金返却を拒んだ貸主は不動産屋に嫌われます。
今後も仲介した借主が退去する度に、敷金返却で紛争になる・・
と思われたら、怖くて仲介できませんよ。・・ま、ご用心
今日の花 わさび
花ことば 目ざめ
今日の桜島
☆ 今 日 の 一 言 ☆
夢を追いかけるのに
遅すぎることはありません
というより、
夢を追うことは
人生そのものです。
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