本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

私物化社会、即ち「公」を「私」が不当不法に囲い込む。

2007-01-19 13:08:46 | 社会
利上げ見送りで円キャリーに弾み、125円説も 2007年1月19日(金)06:32
(ロイター)
 [東京 18日 ロイター] 日銀の追加利上げ見送りを受けて、外為市場では低金利の円を調達して高金利通貨へ投資するキャリートレードが再び強まるとの見方が浮上している。2月の日銀金融政策決定会合で利上げが決定されたとしても、その後は7月の参院選が近づくにつれ追加利上げは難しくなる可能性があり、円の低金利が長期化するとの見方が強まっているためだ。ドル/円は2002年以来の円安水準となる125円を意識した展開になるとの声も出ている。

 <機関投資家が短期筋に追随、次回会合までの金利差稼ぎも>

 18日の外為市場では、日銀の政策金利据え置き決定後、国内外の証券会社や外銀などを経由した円売りが対ドル、対ユーロなど幅広い通貨に対して強まった。ドル/円は約3年10カ月ぶりの円安水準となる121円半ばまで上昇。円は対ユーロでも157円前半と3日につけた最安値の158円に接近し、さらに豪ドルに対して約10年ぶり、対英ポンドで8年ぶりの円安水準をつけた。

 円売りに動いたのは海外ファンドやディーラーなどの短期筋が中心だが、市場では一部投資信託や機関投資家がまとまって円売りに動いたとの指摘も複数出ている。値動きが鈍ればすぐに反対売買に動く短期筋のみでなく、円の売り切りが主体の投資家勢が円売りに追随したことで「利益確定に伴うドル売り注文も大量にあったが、円売り注文が殺到して、相場が一気に(円安方向へ)押し上げられた」(都銀)という。

 市場では「最低でも向こう1カ月は(日本の政策金利は)0.25%のまま。低金利の円に資金を置いておく必要はない。円キャリートレードに安心感が浮上している」(外銀関係者)と、その背景を解説する声が出ている。

 <連続利上げに不透明感、日銀への不信感も>

 円売り加速の背景として、継続的な利上げに対する不透明感や、日銀への不信感を指摘する声もある。市場では「2月会合での利上げの可能性は色濃く残っている」(みずほコーポレート銀行・国際為替部シニアマーケットエコノミストの福井真樹氏)と、2月の追加利上げを予想する声も少なくない。しかし、政府・与党から強いけん制発言が相次ぐ中で日銀が利上げを見送ったことで「因果関係ははっきりしないが、参院選がある7月が近づけば、日銀は利上げに動きづらくなるとの思惑が、市場では浮上しやすくなる」(先の外銀関係者)という。

 2月に0.25%の利上げを実施しても、日本の政策金利はわずか0.5%。主要通貨の中で最も低い状況に変わりはない。「要因が政治サイドにあるのかは分からないが、日銀は今回追加利上げができなかったという事実は残った。特に海外勢には、日銀の利上げペースがかなり遅いことがあらためて印象付いたはず」(市場筋)という。

 <円じり安続く、リスク要因は欧米景気とポジション動向>

 ドル/円は「円売りの勢いが強すぎて、チャート上のメドが立たない状況」(先の都銀)にある。ドル/円は心理的な節目とされる2002年の125円へ向かって、じり高が続くと予想する声も出ている。

 円じり安シナリオのリスク要因となるのは、参加者のポジションと欧米景気の動向だ。米商品先物取引委員会(CFTC)が12日に発表したIMM通貨先物取組報告(1月9日に終わる週)によると、円の売り越しは前週の11万8592枚から12万3343枚に急増。昨年10月以来の水準へ膨らんだ。ドル/円は12日の119円半ばから調整なくジリ高が続いており「参加者の円売りポジションはかなり膨らんでいる。調整はいつ入ってもおかしくない」(別の都銀)という。利下げ観測が後退しつつある米国や、追加利上げ期待の根強いユーロ圏など、円売りの半面で買いが強まりやすい主要通貨の環境が逆転するリスクも円相場を見極めるうえでのカギとなる。

============

「総理はおれが先」麻生氏、発言暴露され谷垣氏に不快感 2007年1月16日(火)20:44 (朝日新聞)

 口は災いの元――。麻生外相は16日の閣議後会見で、自民党谷垣派会長の谷垣禎一前財務相が「おれに先に(総理を)やらせろ」という麻生氏の発言を暴露したことについて、「マナーとしてはいかがなものか」と不快感をあらわにした。

 谷垣氏は15日の講演で、麻生氏から「安倍(首相)に刃向かってできると思っているのか。だからおれと手を組もう」などと、派閥連携を打診されたことを明らかにしていた。

 麻生氏は会見で「こっちに対する返事をもらっていない」と発言内容を事実上認めた形だが、「その話を全然関係ないところでしゃべって、こっちにはまだ答えを言っていない。普通じゃちょっと考えられん」と怒り心頭の様子だった。

 また森元首相も16日の講演で、「(谷垣氏が)誰かに話したのが漏れ伝わったのではなく、講演でしゃべっている。(谷垣氏を)筋が通った政治家だなと見ていたが、これから彼に本当の話はしなくなる」と麻生氏をかばった。

============

 以上引用終わり。
 馬鹿者!
 何がマナーだ?!こういうのを「談合」というんだ!
 我が選挙民に対するマナーはどうなるんだ?!
 お前らは事実そうやって長いこと政権を盥回しにして来て、これからもそれをやり続ける腹なんだわな。「チーズ=森」がこの谷垣発言に対し「これからは奴には誰も本当のことを言わなくなる」と言ったというに至っては殆ど漫画だ。夜になると料亭に集まってごにょごにょ悪巧みをするのが自公の「筋の通った」先生方なのか。ボケっ! お前らのその腐り切った「政治手法」を子供らも若者たちもよく観察しているのだということを、口ひん曲げの麻生某もチーズ芝居の森某もよく自覚しておけ!

 どこが「教育基本法改正」か!?
 お前ら政治屋やボケナス官僚どもの再教育の方が先決だ!
 お前らがこの国を破壊しているんだ。

============

 *NHKでさっき誰かが言っていたのであるが、驚異的急成長を遂げた中国が、いよいよもって全社会的で深刻な諸問題に直面しつつあるというのである。近代的な医療は大都市周辺に集中している。保険制度は脆弱で、都市と農村部の経済格差が激しいから田舎の人間はうっかり病気にもなれない。
 民族問題、就職問題、官僚の腐敗・汚職、海賊版・不法コピーの氾濫、大気汚染・温暖化問題、エネルギー危機、「自由」とwebの情報統制との兼合い、台湾問題・・と、どれをとってもなにせ15億もの国民を抱えている超大国の話だから並大抵の努力では乗り切っていけないだろうが、私らにも実は隣国とは言え、他所の国の「窮状」などを憂えている余裕などないのである。きしくもいみじくも先日ダンボール集めをしていたおっちゃんが述懐していたのであるが「日本の企業の《好景気》もオリンピックが終わればどうなるかわからない」と(!)。つまり今は中国の《オリンピック特需》だと言うのであった。

============

 *政治の話で言うと、これはいつもしているように、何はともあれ「政権交代の常態化」が必要である。政権交代のない民主主義はない。これがあるからこそ「明日の保証のない」(!)政治家や官僚どもも少しは真面目に仕事をするようになるのであるから、奴らの腐敗も多少は減るのだ。勤務時間中に省内ランを使って高校野球のトトカルチョなんかやってる暇は無くなるだろう。

 *では会社はどうなんだ?!

 「一流大学」を経て「一流企業」に入り、行く行くはその終身雇用制の会社の重役に納まって「エリート」としての生涯をまっとうする・・そういう従前型のライフプランが成立し難くなるに連れ、自民党政権を物心両面に亘って全面的にバックアップし続けて来た「一流企業」本体も相呼応するかのようにボロボロ続々と綻びを見せ始めた。会社は誰のものって、公共のものに決まってるじゃないか! だから企業献金なんて本来あってはならないものである。献金するのは見返り期待であって、政策云々の話ではない。汚職と腐敗はここに始まるのだ。こんなの常識だろう? 

 《三菱扶桑》に至っては、リコールして新たに交換した部品がまたもや不良品だったわけで「もう一遍やってみろ、今度は許さないぞ」と言われた悪ガキが「じゃあもう一遍やるよ!」とやり直してみせたみたいな話で、是はもう「壊れている」としか言いようがない。 

 あの《ホンダ》までがリコールだしな。「品質管理」のトヨタはどうだった?w
 車だけではない。火事を惹起するヒーター(ガス湯沸かし器だった?)を全国にばら撒いたのはどこだ? あそこもリコールで更に問題を拡げてしまった。

 もう一年も前になるけど、耐震偽装もあったね。
 「土建屋の本業は談合と贈収賄だ」と言う人もいたぞ。w
 副業が「選挙」でアルバイトが「ピン撥ね」と「横流し」って、それじゃあビルや道路を作ってる暇がねえじゃねえか!

 昔「フォークの神様」=岡林信康(←ボブ・ディランの向こうを張って日本ではそう呼ばれたが、和製ディランはむしろ拓郎だったと私は思う♪)は「山谷ブルース」で:

♪ だけど 俺たちいなくなりゃ
  ビルも道路も出来ゃしねえ

 と唄ったものだが、ゼネコンなんかなくなったってビルも道路も出来る。
 他にも高速エリア内の排他的権益の同族会社なんか無くなった方がいいのである。

 このところ「食品関係」なんか全滅じゃんか。

 「雪印事件」・・という6,000人超の集団食中毒事件があったね。真夏にミルクを常温で管理していたんだっけ? 黄色ブドウ球菌がバルブに付着していたのを見過ごしたとかいう話だった。
 内部告発した倉庫会社は干された。
 「森永砒素ミルク事件」というのも昔あった。粉乳にヒ素が入っていたんじゃたまらない。
 「ミスタードーナツ」もよく問題を起こす。最近ではドーナツに石ころだ。
 それで今度は「不二家」だ。

 私は賞味期限切れの問題は普段は左程重視していない。期限以内に買って来た商品をいつまでも冷蔵庫に入れて置いて期限が過ぎてから使うことはよくある(?)からだが、それを本社ぐるみで任意に杜撰に差配していたということでは「一体どういう会社なんだ?!」と呆れ返るしかないではないか。これは根が深い問題のようである。どっかのおかんが「これじゃあどこの何を信じたらいいのかわからない」とぼやいていたが、まったくその通りで「自給自足」するしかないような雰囲気ですな♪

 そんなこんなで、この国はほんとにヤバイ国になってしまった。
 国債の価値が下落するのも当然だ。円はいいように買い叩かれて世界経済を悪い方向に押しやる元凶のように言う人もいる。 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。