本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

祝政権交代8♪

2009-09-10 11:51:03 | 社会
祝政権交代8♪
1.新大臣はペーパーを読まない。
 鳩山内閣の発足を受けて、新しい政府の閣僚が果たして官僚の用意した冒頭会見の原稿を読むのかどうかが見どころの一つだと、今朝の鳥越さんは言っていたが、これは全然読まないのである。笑。
 新任の大臣にはまず官僚たちが山のような書類を持って来ることはよく知られている。これを詳細に読み込んで勉強してから偉そうなことを言いたければ言えと、霞ヶ関官僚機構は「お客さん」に対して最初から脅迫まがいの手に出て来るわけである。歴代自公の新大臣たちはこれに怯えて、最初から役人たちの術中に堕ちて大臣職務に就いていたが、今回からはこういう見るも無残な悪弊は無くなる。
 例えば年金担当相に就任することが予想される「ミスター年金」の長妻議員が、厚生労働省の役人が用意したわけのわからないペーパーを一行でも読むだろうかと言ったら、そんなことはあり得ない。w
 外務省の在外高官らは既に悪知恵を働かせて海外であることないこと吹きまくっている可能性も大きい。ワインを集めたりパーティを開いたりすることが彼らの仕事だったことを思えば、今後如何なる悪行が露呈しても我々は驚いてなどいられないだろう。

2.自民党の派閥ボスの力は弱体化せざるを得ない。言うことを聞く兵隊さんの数が激減してしまったし、勝ち上がって来た若手たちにはもう長老たちを持ち上げる機運はなく、むしろ逆に自分たちの言い分を徐々に強化~硬化させつつあるかのように見える。

 民主党政権が廃止しようとしている「企業献金」だが、これはアメリカ等先進国では既にその殆どが禁止、唯一例外のイギリスでは登録制になっているとのことである。
 従来日本医師会~日本医師連盟の献金先の9割は自民党で6億円、民主党へは500万円、公明党へも400万円という額だった。今回の総選挙では茨城県の医師会等が中央の方針に造反して民主党支持に回ったことは我々の記憶に新しい。
 経団連は全体として確か自民党へは37億円、民主党へは8,000万円だった。これが見返り要求・利益誘導でなかった保証はどこにもなく、つまりこの国の政治はつい先日までどこぞの開発途上国の腐敗政権並みだったのである。これを打破出来ないのなら自民党の再生などあり得ないから、それなら解党した方が話が早いのである。

3.「デフレスパイラル」の懸念と言ったって、我々下々の者は給料は減るわ可処分所得は減るわで、生活必需品は1円でも安くなってくれないと生活自体が成り立ち難い世の中に既になっているのだ。民主党政権がインフレを惹起する政策を採るかどうかだが・・それは私の頭ではわかんない。笑。
 尤も私自身は全家庭一律の子育て支援(26,000円支給)より保育園や幼稚園の拡充の方が優先されるべきと思っているけどね。

4.高速道路無料化は熊や猿の散歩道となっている地方から始めるのがいい。というか国の根幹たる太平洋ベルト地帯の高速無料化は調整が困難で一番最後にならざるを得ないだろう。

5.滋賀県議会自民党から集団離党が発生し嘉田知事派が一気に多数派になってしまった。おめれっとさん。笑。
 元来中央への圧力団体~中央との太いパイプが保守系地方議会の売りだったから、今後四年間自民党に留まってもびた一文予算を引っ張って来れないのだから意味がないというわけで、現金なものである。

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2009年9月9日 19時27分 ( 2009年9月9日 20時21分更新 ) 毎日jp
<民主>「地方と協議の場」発足へ 地方6団体トップと合意

 民主党の鳩山由紀夫代表と菅直人代表代行は9日、党本部で全国知事会の麻生渡会長(福岡県知事)ら地方6団体のトップと会談し、マニフェスト(政権公約)に掲げた「国と地方の協議の場」を法制化を待たず発足させることで合意した。

 会談で麻生会長は09年度補正予算の凍結・組み替えについて「地方行政に大きな影響を与える。法制化前に協議の場をスタートさせてほしい」と要望。鳩山代表は「その通りやっていきたい。より地域にメリットをもたらす予算が重要だ」と応じた。【沢田石洋史】

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西川氏解任に変わりない=日本郵政の社長人事-鳩山氏
9月9日20時52分配信 時事通信

 民主党の鳩山由紀夫代表は9日午後、連立合意後の共同記者会見で、政権発足後に日本郵政の西川善文社長を解任する考えを改めて示した。鳩山氏は今年6月の党首討論で、政権を獲得した場合には西川氏を解任する意向を示していたが、「基本的にその考え方に変わりない。手続きに関しては、連立政権の中で考えたい」と強調した。

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2009年09月09日 『日刊ゲンダイ』掲載
「暮らし」「子育て」予算に潜む罠 霞が関 民主党に食わせる毒まんじゅう

 民主党と財務省が「予算総組み替え」に向けた折衝を始めた。ところが、霞が関の抵抗は執拗かつ巧妙。安倍政権下の「再チャレンジ」予算案を再現し、民主党に「毒まんじゅう」を食わせる作戦だ。とくに民主党が掲げる「生活」と「子育て」で、ワナを張りめぐらしている。

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首相指名めぐる醜態で終わり 9/9『日刊ゲンダイ』

 自民党が16日に国会で行われる首相指名選挙で「白票」を出すの出さないのとスッタモンダした揚げ句、とりあえず「若林正俊」両院議員総会長に決めた。次の総裁はそれから決めるというが、恥の上塗りもいいところ。総裁選をやろうがやるまいが、要するに「次の人材」がいないのだ。野党の総裁では張り合いがないし、若手も手を挙げない。政党助成金も52億円も減るし、職員も3分の1をリストラだ。この政党は国民の税金を私物化して肥え太ってきたが、ここまで“兵糧”が尽きたとあってはもう耐えられない。もうこの政党の再生は永遠にありそうにない。もうオシマイだ。

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2009年9月10日 18時56分 共同
民主、事務次官会見を廃止へ 「政治的発言」に封印 

 民主党は10日、各府省事務次官の定例記者会見を新政権発足後に廃止する方針を固めた。事務方トップの「政治的発言」を封じ、内閣のサポート役としての官僚の立場を明確化するのが目的。事務次官会議も廃止し、国家戦略局に司令塔機能を集中する。法律の裏付けがない関係閣僚会議や政府の有識者会議はゼロベースで見直し大幅削減する。連立政権では、政治家が政府からの情報発信を一手に行う方針。

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2009年9月11日 18時18分 共同
他党批判CMは“逆効果” 6割が悪印象と回答

 今回の衆院選で、対立相手を批判する政党のCMを見た人の約6割が、批判された政党ではなく、批判した政党側に対して悪い印象を持ったことが11日、情報通信学会「間(かん)メディア研究会」の調査で分かった。研究会の遠藤薫学習院大教授は、自民党の民主党政策批判は「日本で初めての本格的なネガティブキャンペーン」と指摘。“逆効果”になっていたことが調査で明らかとなり、「有権者は良識を持って行動した」と分析。

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