本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

トビタシネマ3本立て♪

2009-09-09 22:21:28 | 
1.アラトリステ(2008年公開)

 これは17世紀初頭のスペイン歩兵師団の一傭兵にスポットを当てた映画である。
 劇中宮廷画家ベラスケスの作品『ブレダの開城』が同時代の絵画としてその由来が示され話題にもなったりして(時代考証がどこまで正確かは知らないが)ベラスケスの絵から飛び出したかのような衣裳の人々が織成す人間ドラマはなかなか見せるものがあった。スペイン対フランスの地上戦の様子(ロクロアの戦い)や当時のマドリッド城内の様子のみならず、カトリックによる異端狩りや奴隷船(快速船)の内部の様子もよく描写されていて、おじさん眠気も一時はすっかり褪めてしまったのでありました、とさ。ぁそ。

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2.ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!(2008年公開)

 この映画は冒頭「Mr.ビーンズ」のスーパー・コップ版みたいで、英国流ウィットか何か知らないが、私はあんなもんは全然好きじゃなくて、アメリカ流ジョークの悪ふざけの方が遥かにいいと日頃から思っているのだ。それでうんざりしてついうとうとしている間に状況は全くかわってしまってとんでもない展開になっていた。
 これ以上あまり詳しく書くとネタばれになってしまうからもう止めるけど、まあ凄い映画だった。ぁそ。

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3.ルパン(2004年)

「ルパン」で検索すると「ルパンⅢ世」関連がとても多かったが、この映画は純然たる「ルパンもの」ではなく、他の要素も混入させた、ちょっとオカルトっぽい仕立ての(やはり何を隠そう)「フランス映画」になっている。
「映画生活」によると: ↓ ↓

スービーズ公爵家で暮らすアルセーヌ少年は、泥棒である父の指示で、公爵夫人が所有する「マリー・アントワネットの首飾り」を盗み出すが、翌朝、父は死体で発見された。15年後、怪盗となったアルセーヌ・ルパンは、王家の財宝のありかを示す十字架の話を耳にする。財宝を狙う名士たちは、やはり十字架を探していたカリオストロ夫人を死刑にしようとするが、ルパンは夫人を救出し、2人はすぐに恋に落ちる。しかし、輝くほどの美貌を持つ夫人には、隠された顔があった。

モーリス・ルブランが1905年に生み出した世紀の大怪盗、アルセーヌ・ルパンは、その後58編の物語が生まれ、現在も世界中で愛されている。待望の映画化となった本作は、「カリオストロ伯爵夫人」に、「813」「奇巌城」のストーリーを取り入れ、フランス王家の宝探し、命がけの対決や情熱的な恋物語など、ロマンとサスペンスが幾重にも張り巡らされた冒険活劇となっている。劇中に登場する煌びやかな宝石の数々はカルティエの提供。特に「マリー・アントワネット王妃の首飾り」は、写真や資料を基にレプリカが製作された。監督は、『ルーブルの怪人』のジャン=ポール・サロメ。ルパンを演じるのは、絶大な実力と存在感を放つロマン・デュリス。従妹のクラリスには、『キングダム・オブ・ヘブン』のエヴァ・グリーン。カリオストロ夫人にクリスティン・スコット・トーマス、謎の男ボーマニャンにパスカル・グレゴリーという名優たちが揃っている。

 ↑ ↑・・となっている。

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