本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

自民の敗北。

2006-04-24 10:40:16 | 政治
   岩国市長選、「移駐反対」井原氏が当選

 山口県岩国市長選が23日、投開票され、在日米軍再編に伴う米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐計画の撤回を主張した旧岩国市長・井原勝介氏(55)(無)が当選した。

 3月20日に旧岩国市など8市町村が合併して誕生した新岩国市の初の市長選で、移駐計画の受け入れに柔軟姿勢を見せた金属加工会社社長・味村太郎氏(38)(無=自民推薦)、基地の縮小・撤去を訴えた出版会社社長・田中清行氏(49)(無)は支持が広がらなかった。

 井原氏は旧岩国市長として、移駐計画への賛否を問う住民投票を3月12日に実施した。反対多数の結果を踏まえ、計画の撤回を求めているが、政府は「計画に変更はない」としている。

 井原氏は当選を受け、「旧岩国市の住民投票でも明確な意思が示されたが、15万市民の意思を問うた選挙の結果はさらに重い。あくまで撤回を求めていく。国は新しい岩国市の意思を正面から受け止め、しっかり地元と協議をしていただきたい」と述べた。

 選挙戦では、「国との信頼関係のもとで、移駐を前提に現実的解決を目指すべきだ」と主張した味村氏の応援に安倍官房長官、麻生外相らも駆けつけたが、計画撤回を訴えた井原氏に及ばなかった。(読売新聞) - 4月23日23時29分更新

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   与党候補相次ぎ敗北 米軍再編争点の市長選など

 23日に投開票された各地の注目市長選で与党候補が相次いで敗れ、衆院千葉7区補選での自民党候補の敗北に加え、政府、与党に厳しい結果となった。後半国会を控え、小泉純一郎首相の政権運営にも影響を与えそうだ。
 在日米軍再編が争点となった山口県岩国市長選は、空母艦載機移転の撤回を求める井原勝介氏が当選。沖縄県沖縄市長選でも、米軍嘉手納基地の自衛隊の共同使用に反対する東門美津子元衆院議員が当選、与党候補が敗北した。
 米軍再編では、基地や部隊の移転先となる関係自治体が相次いで反対を表明。政府は、近く予定している米側との最終合意を前に、難しい対応を迫られることになった。(共同通信) - 4月23日23時21分更新

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 以上引用終わり。
 
 岩国基地問題と安倍晋三についてはこのblogでは03月/04・06日に取り上げていますのでそちらを参考にして下さい。w

千葉七区補選を振返ると、「名前を覚えて貰うために(?!)毎日やる」と言い、実際やり通した例の「最初はグー、斉藤 健!」という武部の戦術(?)はひどすぎた。あれも世耕の発案だろうか? あれこそ大衆蔑視・愚民化政治の典型ではないか。これがしかし女性と若年層にはまだ受けているというのである。都会の人間はアホばかりになってしまったのだろうか・・。
 「チルドレン」と言っても政治家としての適正が認められて議員になったわけではない。ポチの姑息な戦術が(メディアの強力なアシストもあって)功を奏しただけの話で、彼らこそじゃんけんで選ばれたような国会議員様たちそのものだろう。

 経歴を見ると民主党の候補者は大学は出ていないようだ。今朝のスーパー・モーニングでは彼女がキャバクラに勤めた経験があるとすっぱ抜かれて直ちにそれを認めたというエピソードを紹介していた。天晴れなものだ。永田や前原は彼女の爪の垢でも煎じて呑んだ方がいいだろう。

 自民は総力戦で敗れた。公明の支援はどうだったろうか。創価学会が本気で動いたとも思われないのだが、共産党は前回同様14,000余票を集めているし、公明票を差っ引くと、批判票の方が数万上回っている。「ええ加減にせい」ということだろう。

 小泉・世耕劇場の次なる演目は言わずと知れた自民総裁選である。
 賢明なる我が国民諸氏に置かれましては、あくまで見世物として沈着冷静に流してみてやって欲しいものです。w


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