民主、メディア対策着手 よぎる「郵政解散」 『中日新聞』2008年9月5日
自民党総裁選が複数候補による投票になることが確実になり、民主党は「メディアの関心が総裁選に向けられてしまった」(鳩山由紀夫幹事長)と焦りをみせている。年内実施の流れである衆院解散・総選挙で痛手を負うことにもなりかねない。党は4日、情報発信強化に向けてメディア対策チームの会合を急きょ開催。埋没阻止へ懸命になりだした。
民主党は告示日の8日に小沢一郎代表の無投票3選が決まる見通しだが、自民党では経済政策をめぐり立場の異なる候補による活発な政策論争が繰り広げられようとしている。
鳩山氏はメディア対策チームの初会合で「民主党の姿が見えなくなる危険性が大変に濃い。国民にこういう仕事をしていると訴えることが重要だ」と危機感をあらわにした。代表選出馬を断念した野田佳彦広報委員長も「総裁選を演出し、政権を浮上させようという意図がありありだ」と批判した。
鳩山氏らの脳裏をよぎるのは、2005年の「郵政解散」の悪夢。当時の小泉純一郎首相率いる自民党が送り込んだ「刺客」と「造反候補」との戦いに注目が集まり、埋没した民主党は惨敗した。
今回も次期首相が総裁選の余勢を駆って、臨時国会で解散に打って出た場合、同じようなことが起こりかねない。
会合では「潮目は新首相が誕生してから変わる。そこからが勝負だ」といった意見が出たが、当面やれることは幹部の現場視察を通じて党の政策をアピールすることくらい。抜本策があるわけではない。
菅直人代表代行は記者会見で「右往左往せずに、本来やるべきことをやればいい。本物の政権交代を目指し、政策、候補者の準備、体制づくりを準備することだ」と、地道な衆院選準備を訴えた。
============
1.「増税で800兆円の借金をなんとかしないとどうにもならない」と主張する「財政再建最優先」の与謝野馨を最後に出馬は出尽くしたと思いきや、出るわ出るわ、5人も10人も総理総裁候補に手を挙げて来た。馬鹿じゃねえか。笑。
つい先日まで安倍ポンにも福田にも忠誠を尽くし草履取りをしていた「アホの一太」も総理にってか。いくら何でもおめえはまだ早いんじゃないか? 笑。
「祭りだ、ワッショイ」である。
賑やかし、メンツ売り、組織固め、卑劣極まる先制攻撃だ。
それにしても何か変じゃないか。
自分たちの推した代表が二年続けて政権を抛り投げたというのに、このお祭騒ぎは何だ!? 恥知らずにも程がある。福田は「道筋は付けた」と自画自賛し両院議員総会は7分で退席、その後は国民に一言も詫びず「官邸=天の岩戸」にお隠れになり記者会見もやらない。福田ってまだ総理じゃないのか?!
一丸となって彼を推挙した筈の自民党ははしゃぎ回るだけだ。
何なんだ、これは??
いったいこんなことって、アリか??
御用放送局=NHKはこういう自民党を一言も批判しないで総裁選立候補者の顔とコメントばかりを流している。ということはこれが国政のあるべき正常な姿だと主張しているに等しく、公共の福祉に反する偏向放送を今の今しているということなのである。
こういうシナリオは真底我々を舐め切っていないと書けないわけだが、実際総裁選というだけで自民の支持率が跳ね上ったというのだから、我々はつくづくアホな国民に違いなく、公平に言って「政・財・官」三位一体の腐臭漂う自公政権に舐められ見透かされても当然かもしんないってか、ダメだこりゃ。w
このストーリーにはまたもやゲッペルス・世耕が一枚噛んでいるのだろうか。懲りない奴だ。
奴ら泡沫候補(?)は別に総理・総裁になりたいと思って出馬するわけではない。次の総選挙で自分の議席と更には自民党全体がアブナイと思うからとにかく騒ぎまくって露出しまくってやろうというのだ。バラエティと国政との区別も定かでないノータリンなメディアがこれを無定見に取り上げ日夜報道してくれるから赤塚不二夫じゃないけど「それでいいのだ」。
「踊る阿呆に見る阿呆それを伝えるメディア馬鹿」だ。
2.ならば野党は負けじと露出せよ。とにかく「露出」することだ。福田と一緒にお隠れになっている場合ではない。
いざ、街へ出よ。村に出よ。
生活者にとって緊急・必須の課題を真摯に訴えればみんな聞いてくれるし、メディアだって見て見ぬ振りなど出来ない。
過去総裁選の期間中野党はこれまで何か街頭行動をやって来たのだろうか?
私にはちっとも見えて来なかったけどね。
涼しくなって来たことでもあるし、とにかく歩いて歩いて歩きまくって、大小さまざまな集会・街頭演説を全国津々浦々で繰り返せ。
「自民党はまた猿芝居で我々を騙くらかすつもりだ。ひどいじゃないか」
「誰が総裁になったって同じだ。また一年しかもたないぞ」
「年金、医療、生活をどうしてくれる?!」
・・と喉が枯れるまで訴え続けたらどうだ!?
或いは何かセンスのいいシリーズもののパフォーマンスを考案してそれを全国行脚をかけるとか、何か胸の空くような痛快な演し物を考えろ。
3.民主党は「足腰が弱い」というよりもそんな上等なものは元より無きに等しいのだから(!)いざセンキョになってクミアイに動員を掛けてあたふたしても遅い。センキョは既に始まっているのだ、しかも自民党だけがメディアを丸抱えに取り込んであろうことか事実上の「選挙運動」をしている。
まあ、あせっても始まらないけど、そういう国だから今からでも遅くはない、ネジを巻いて動きまくれ!
来るべき総選挙は「後がない」ことでは与野党共通の、天下分け目の関が原なのだ。時に応じて必要とあらば公明党にも粉をかけ(はあ?)なんでもいいから一刻も早く自民を政権の座から放逐せよ!
============
自民党総裁選が複数候補による投票になることが確実になり、民主党は「メディアの関心が総裁選に向けられてしまった」(鳩山由紀夫幹事長)と焦りをみせている。年内実施の流れである衆院解散・総選挙で痛手を負うことにもなりかねない。党は4日、情報発信強化に向けてメディア対策チームの会合を急きょ開催。埋没阻止へ懸命になりだした。
民主党は告示日の8日に小沢一郎代表の無投票3選が決まる見通しだが、自民党では経済政策をめぐり立場の異なる候補による活発な政策論争が繰り広げられようとしている。
鳩山氏はメディア対策チームの初会合で「民主党の姿が見えなくなる危険性が大変に濃い。国民にこういう仕事をしていると訴えることが重要だ」と危機感をあらわにした。代表選出馬を断念した野田佳彦広報委員長も「総裁選を演出し、政権を浮上させようという意図がありありだ」と批判した。
鳩山氏らの脳裏をよぎるのは、2005年の「郵政解散」の悪夢。当時の小泉純一郎首相率いる自民党が送り込んだ「刺客」と「造反候補」との戦いに注目が集まり、埋没した民主党は惨敗した。
今回も次期首相が総裁選の余勢を駆って、臨時国会で解散に打って出た場合、同じようなことが起こりかねない。
会合では「潮目は新首相が誕生してから変わる。そこからが勝負だ」といった意見が出たが、当面やれることは幹部の現場視察を通じて党の政策をアピールすることくらい。抜本策があるわけではない。
菅直人代表代行は記者会見で「右往左往せずに、本来やるべきことをやればいい。本物の政権交代を目指し、政策、候補者の準備、体制づくりを準備することだ」と、地道な衆院選準備を訴えた。
============
1.「増税で800兆円の借金をなんとかしないとどうにもならない」と主張する「財政再建最優先」の与謝野馨を最後に出馬は出尽くしたと思いきや、出るわ出るわ、5人も10人も総理総裁候補に手を挙げて来た。馬鹿じゃねえか。笑。
つい先日まで安倍ポンにも福田にも忠誠を尽くし草履取りをしていた「アホの一太」も総理にってか。いくら何でもおめえはまだ早いんじゃないか? 笑。
「祭りだ、ワッショイ」である。
賑やかし、メンツ売り、組織固め、卑劣極まる先制攻撃だ。
それにしても何か変じゃないか。
自分たちの推した代表が二年続けて政権を抛り投げたというのに、このお祭騒ぎは何だ!? 恥知らずにも程がある。福田は「道筋は付けた」と自画自賛し両院議員総会は7分で退席、その後は国民に一言も詫びず「官邸=天の岩戸」にお隠れになり記者会見もやらない。福田ってまだ総理じゃないのか?!
一丸となって彼を推挙した筈の自民党ははしゃぎ回るだけだ。
何なんだ、これは??
いったいこんなことって、アリか??
御用放送局=NHKはこういう自民党を一言も批判しないで総裁選立候補者の顔とコメントばかりを流している。ということはこれが国政のあるべき正常な姿だと主張しているに等しく、公共の福祉に反する偏向放送を今の今しているということなのである。
こういうシナリオは真底我々を舐め切っていないと書けないわけだが、実際総裁選というだけで自民の支持率が跳ね上ったというのだから、我々はつくづくアホな国民に違いなく、公平に言って「政・財・官」三位一体の腐臭漂う自公政権に舐められ見透かされても当然かもしんないってか、ダメだこりゃ。w
このストーリーにはまたもやゲッペルス・世耕が一枚噛んでいるのだろうか。懲りない奴だ。
奴ら泡沫候補(?)は別に総理・総裁になりたいと思って出馬するわけではない。次の総選挙で自分の議席と更には自民党全体がアブナイと思うからとにかく騒ぎまくって露出しまくってやろうというのだ。バラエティと国政との区別も定かでないノータリンなメディアがこれを無定見に取り上げ日夜報道してくれるから赤塚不二夫じゃないけど「それでいいのだ」。
「踊る阿呆に見る阿呆それを伝えるメディア馬鹿」だ。
2.ならば野党は負けじと露出せよ。とにかく「露出」することだ。福田と一緒にお隠れになっている場合ではない。
いざ、街へ出よ。村に出よ。
生活者にとって緊急・必須の課題を真摯に訴えればみんな聞いてくれるし、メディアだって見て見ぬ振りなど出来ない。
過去総裁選の期間中野党はこれまで何か街頭行動をやって来たのだろうか?
私にはちっとも見えて来なかったけどね。
涼しくなって来たことでもあるし、とにかく歩いて歩いて歩きまくって、大小さまざまな集会・街頭演説を全国津々浦々で繰り返せ。
「自民党はまた猿芝居で我々を騙くらかすつもりだ。ひどいじゃないか」
「誰が総裁になったって同じだ。また一年しかもたないぞ」
「年金、医療、生活をどうしてくれる?!」
・・と喉が枯れるまで訴え続けたらどうだ!?
或いは何かセンスのいいシリーズもののパフォーマンスを考案してそれを全国行脚をかけるとか、何か胸の空くような痛快な演し物を考えろ。
3.民主党は「足腰が弱い」というよりもそんな上等なものは元より無きに等しいのだから(!)いざセンキョになってクミアイに動員を掛けてあたふたしても遅い。センキョは既に始まっているのだ、しかも自民党だけがメディアを丸抱えに取り込んであろうことか事実上の「選挙運動」をしている。
まあ、あせっても始まらないけど、そういう国だから今からでも遅くはない、ネジを巻いて動きまくれ!
来るべき総選挙は「後がない」ことでは与野党共通の、天下分け目の関が原なのだ。時に応じて必要とあらば公明党にも粉をかけ(はあ?)なんでもいいから一刻も早く自民を政権の座から放逐せよ!
============