本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

京都~米原の二。

2008-09-12 21:57:26 | 
 雲が多くしかしよく流れるので照るかと思えば一転曇り空という不安定な天候だった。
 山科でまた混んだ。
 7:38 この子たちはいったいどこまで行くつもりなのだろうかと思っていたら、南草津で女子高生二人とも降りた。空いた席には学生と思しき男性二人がすわった。まだ車内は混雑していた。
 7:42 守山で大勢降りた。

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*「記憶の引き出し」というのはどこかで連鎖・連動しているのだろうか、普段は全く思い出さないことが次々頭に浮かんだ。

*まず思い出したのは無賃乗車で大阪から関東まで往復したという男の話だ。
 なぜそんなことを突然思い出したかと言うと、守山からだったか乗り込んで来た一人の女子高生が、電車が動き出すやいきなり通路にしゃがみこんで「店を広げた」(←つまりバッグを開けて勉強道具一式を取り出してお勉強を始めた)からである。
 そこから以前鳥取砂丘に行ったとき、赤穂線で通路にべったり座り込んで雑談していた男子高校生たちのことを思い出し、更に連想は地面に直に腰を下ろす現代の若者たち一般に及んで、最後に野宿者に思いが至ったということなのである。

 尤も私は無賃乗車の話は聞いただけで確認したわけではないので(←確認なんて出来ないっちゅうの!)どこまでほんとのことかはわからない。
 彼はゴミの集積場でも平気で寝られるそうで、あるとき京阪電車の樟葉(くずは)駅のゴミ置き場で寝ていたら外から扉を閉められ鍵を掛けられてしまったという。そのときは朝係りの人が出勤して来るまでゴミ置き場から出られなかったそうだから笑っちゃう。

 で、彼が言うにはJR西日本とJR東海の管轄が別れる境界あたりがアブナイ(つまり『乗車券を拝見します』と車掌が一人一人調べに来る)というのだが、そんなあーた、私なんか気が小さいんだから、お金も持たずにそんなことしたら心臓バクバクしちゃうよ。お金があれば仮に料金不足でも乗越し切符を買えばいいだけのことだもんね。w

 でも私の今回の小旅行では関が原の手前で『乗越し・行く先変更の方は車掌通りました際・・云々』との例のアナウンスが一回あったきりで、車掌さんは確かに通ったけど通っただけで切符なんか全然調べる様子はなかった。
 う~ん、調べる調べないは時間帯によるのかもしんないね。ぁそ。

 それで無賃乗車は立派な犯罪だから、たとえ道中見つからなかったとしても降りるとき困る。で、どうするのかというと、基本的には(はあ?)大きな駅で通路に捨ててある切符を拾って、それで改札を出るのだそうだ。キセルした人とかが不要の切符を捨てて行くらしい。でもそんなことがほんとにうまく行くものだろうか。見つかったら牢屋に入れられちゃうだろ? 野宿者ならタイホされれば三食保障されるから却って有難いということなんだろうか・・よくわからない。

 まあ話の面白い人だったが今どこで何をしているのか私は知らない。

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cf.自由律俳句

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