与謝野と平沼が作った「立ち上がれ日本!」とかいう「政党」からしてそもそもが数合わせのための「野合」そのものだったわけで、その彼らが今度は民主党の数合わせのためにお声がかかったというのも皮肉な話である。だが「沈みかかった泥舟=自民」から難を逃れた彼らに声を掛けてくれたのが、またしても「沈没寸前」の管内閣であったのだから、彼らはよくよくついていないというか、「政策通」を自認する割りに「先見の明」を欠いている集まりである。笑。選挙区では海江田に敗れた与謝野は小沢には親近感を持っていて囲碁でも格下の小沢に再三花を持たせている。彼は政権参画への色気は少なくなかったが、「1対5」で内部で敗れた。w残念でした。彼は増税論者だが平沼程右寄りではない。それにつけても「社民党でも平沼でも数さえ揃えばどこでもいい」というのが管の言う「石に齧りついてでも」とか「支持率1%になっても」とかの内実だったのかと、今更ながらつくづく見下げ果てた連中による民主党政権である。彼らを勝たせた小沢より平沼の方がいいというのだから救いようがない。一方小沢さんは裁判で無罪になる自信があるのである。「見込み捜査」から立件を目指した「本職」の連中が起訴を諦めたくらいだから、弁護士風情に有罪判決など導ける理由がないと踏んでいるのである。小沢有罪などというそんな事態になったなら「検察崩壊」ではないか。特捜なんか不要ということになる。田原の爺さんは「小沢は無罪なんだから政倫審に出ろ」などとわけわからないことを言っていたが、小沢さんは逆に「無罪なんだから政倫審なんか関係ねえよ」というスタンスなのである。・・と思っていたら、なんと自分から政倫審開催を申し立てる意向だそうである。あちゃ。そうなると自公も管も対応が難しくなり、この際小沢サイドとしてみれば「引っ掻き回してやれ」ということで、「どっちがベターか」という問題だということだろう。海老蔵の示談とオーバーラップして来る。(←彼は公開の場で自分の「酒癖の悪さ」を認めたのだからこの示談は評価出来ると私は思っている。どこかのジャーナリストではないが、悪かったと思ったらまず自らの非を認めることが第一の課題なのである。)これで政倫審に野党が不参加だと一体どういうことになるのか? . . . 本文を読む