本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

『寅次郎忘れな草』+小沢政倫審。

2010-12-28 13:40:58 | 
 goo映画作品解説・紹介 - 男はつらいよ 寅次郎忘れな草 によると・・↓

“男はつらいよ”シリーズ第11作目。今回の寅さんが恋する相手は、北海道で偶然知りあった薄幸の三流歌手、リリー。このリリーをめぐっての寅さんの奮闘努力を描く。脚本は『故郷』の宮崎晃、『男はつらいよ 寅次郎夢枕』の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影は『愛ってなんだろ』の高羽哲夫がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
解説 - 男はつらいよ 寅次郎忘れな草

“男はつらいよ”シリーズ第十一作目。今回の寅さんが恋する相手は、北海道で偶然知りあった薄幸の三流歌手、リリー。このリリーをめぐっての寅さんの奮闘努力を描く。脚本は「故郷」の宮崎晃、「男はつらいよ 寅次郎夢枕」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影は「愛ってなんだろ」の高羽哲夫がそれぞれ担当。

 ・・となっている。同じく《goo映画あらすじ》では:

柴又。今日は、寅、さくらの父の二十七回忌である。“とらや”に、おいちゃん、おばちゃん、さくら、博が集って御前様にお経をあげてもらっている。その時、寅が久し振りに戻って来た。だが、寅のおかげで法事はメチャクチャになってなってしまう。ある日、さくらが、満男にピアノを買ってやりたいと言うのを聞いた寅は、早速、玩具のピアノを買って来て、得意満面。一同、欲しいのは本物のピアノだ、とも言えず寅の機嫌をとるが、やがてその場の雰囲気で気がついた寅、皆に悪態をついて、プイッと家を出てしまった。北海道。夜行列車の中で、派手で何処となく安手の服を着ている女が、走り去る外の暗闇を見ながら涙を流している。じっと彼女を瞶める寅。網走。ヒョンなことから寅は列車の時の女と知り合った。名はリリーといって、地方のキャバレーを廻って歌っている、三流歌手である。互いに共通する身の上話をしながら、いつしか二人の心は溶け合うのだった。柴又のさくらに、北海道の玉木という農家から手紙が届いた。寅が心機一転して、玉木の家で働いたものの日射病と馴れない労働で倒れてしまった、というのである。早速さくらは、北海道へ行き、寅を連れて柴又に帰って来た。寅が柴又に戻って来て数日後、リリーが尋ねて来た。抱き合って再会を喜ぶ寅とリリー。そして、皆に心のこもったもてなしを受けたリリーは、自分が知らない家庭の味に触れ、胸が熱くなるのだった……。数日後の深夜。安飲み屋をしている母親と喧嘩したリリーは、深酔いしたままで寅に会いに来た。だが、寅がリリーの非礼を諭すと、リリーは涙を流しながら突び出て行った。翌日、寅がリリーのアパートを捜し出して尋ねるが、既に彼女は越した後だった。その日、寅はさくらに、自分の留守中にリリーが来たら、二階に下宿させるように、と言い置いて旅に出た。数日後、さくらは、リリーが寿司屋の板前と結婚して、小さな店を出したことを知った。その店を尋ねたさくらは、以前とは想像もつかぬ程血色がよく、生き生きと働いているリリーを見るのだった。その頃寅は、ふたたび北海道の玉木の家を尋ねていた。晴れわたった青空、北海道にも夏が来た……。

・・ということである。

 シリーズ第11作で寅とリリーの出会いを描いたこの映画は先日飛田で見たが、リマスター版ではないので既に全体が赤茶けていた。 
 初期の山田作品では脚本のせいか「社会派糞リアリズム」とでもいうか、喜劇の合間に(共産党的な!)やけに教条的なエピソードが目立つのであるが「男はつらいよ」のシリーズが受けたのはその故にではないことは自明である。
 余談ながら、今年の十日戎では今宮神社近くの共産党支部では「今年は(「建設的野党」として)やりまっせ♪」と意気軒昂だったが、その思惑はかなり外れてしまったことだろう。笑。一年立つと世の中随分様変わりするものである。w

 この作では最後リリーは鮨職人と結婚して店を構え、結果寅は例によって失恋してこの話は終わる筈だったろうが、その後リリーは何回も登場して最終第48作にも最後のマドンナとして画面を賑わすのである。どうしてそういうことになったのか私は事情を詮索する気は起きない。「偶然と必然」の関係とは一般に、立脚点の違いによってどうとでも解釈出来るものなのである。w

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民主党よ、“身内”の小沢より竹中喚問だろう!
【政治・経済】
2010年12月25日 『日刊ゲンダイ』掲載
ウヤムヤの振興銀とかんぽの宿疑惑

 国会では相変わらず、小沢一郎・民主党元代表の証人喚問を巡ってスッタモンダをやっている。見るに見かねたのか、連合の古賀伸明会長が仲介し、25日、菅首相と小沢が再度、顔を合わせる。鳩山由紀夫前首相、岡田克也幹事長、輿石東参院議員会長のほか、連合の地方代表や幹部も同席するらしいが、双方ともに歩み寄る考えはないから、凍ったような会談になるのは間違いない。
 民主党の対立はバカバカしいの一語だが、評論家の佐高信氏は「小沢氏より前に証人喚問をすべき人物がいるだろう」と言う。
「竹中平蔵元総務相ですよ。小沢喚問ですっかり忘れ去られているのが日本振興銀の破綻です。ペイオフ第1号になったが、検査忌避で逮捕された木村剛氏を金融庁の顧問にしたのが竹中氏です。これがあったので、振興銀は早期に銀行認可を得られたのに、竹中氏は責任を問われても知らんぷり。コメントひとつ出そうとしない。そうしたら今年11月、朝日新聞にかんぽの宿の不動産鑑定評価が日本郵政公社の要望で不当に下がった疑惑が報じられた。当時の日本郵政の社長・西川善文氏も、かんぽの宿を安く手に入れたオリックスの宮内義彦会長も竹中人脈に連なるのです」
 振興銀行が認可された背景、そのときの竹中氏の役割、木村氏との関係など、国会がただすべき疑惑は山のようにあるわけだ。佐高信氏は「竹中平蔵こそ証人喚問を」という著書まで書いているが、これを菅も読んだらどうだ。喚問すべきは“身内”で功労者の小沢ではないはずだ。

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伸子・蓮舫効果ナシ 菅首相のお膝元でも民主党市議選大惨敗
【政治・経済】
2010年12月27日 『日刊ゲンダイ』掲載

 菅首相の連戦連敗が止まらない。お膝元の東京で行われた市議選でも、衝撃的な大惨敗に終わった。26日投開票だった西東京市議選で、民主党は7人(現職5、新人2)の公認候補を擁立したのに、当選はたった3人。現有の5議席から議席を減らしただけでなく、現職4人が落選した。
 定数28(前回より2減)に34人が立候補した。自民は公認・推薦合わせて当選8(現有8)、公明6(同6)、共産4(同4)、みんな3(同1)、生活者ネット2(同2)、社民0(同1)、無所属2(同2)だった。落選者の内訳は民主4、自民1、社民1。民主の低調が際立つ。
 西東京市は中選挙区時代は菅首相の選挙区で、現市長は元民主都議という民主党の牙城。全員当選が当たり前で、下馬評は「落としても1人」(民主党都連)だった。菅首相の伸子夫人や蓮舫行政刷新相まで選挙応援に入ったが、全く効果はなかった。来春の統一地方選、民主党はこのままでは、恐ろしいことになりそうだ。

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小沢氏、政倫審出席の意向…鳩山氏に伝える
読売新聞 12月28日(火)13時5分配信

 民主党の小沢一郎元代表は28日、衆院政治倫理審査会(政倫審)に出席する意向を鳩山前首相に伝えた。

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ふざけるな! 豪華公務員宿舎事業が“焼け太り”復活
【政治・経済】
2010年12月28日 『日刊ゲンダイ』掲載

 日刊ゲンダイ本紙既報通り、昨秋の事業仕分けで「廃止・凍結」された公務員宿舎事業が復活した。24日に閣議決定した来年度予算案で「凍結解除」の経費が盛り込まれたのだ。地元住民は「ウソつき菅政権を許すな」とカンカンだ。
 凍結解除が決まった埼玉・朝霞市。米軍キャンプ朝霞跡地に13階建ての宿舎2棟(計850戸)を建設する計画で、総事業費約105億円。昨年11月の事業仕分けでは、「(跡地の森林を)潰してまでやる事業なのか」などと批判が集中し、凍結になった。それが1年余りで復活したのだ。朝霞基地跡地利用市民連絡会の大野良夫氏がこう言う。
「とても怒っています。事業仕分けでは朝霞宿舎が中心に議論され、当時の枝野前幹事長は『(中止で)緑が守られる』とまで言い切った。財務省は(復活の)条件に『保育所の整備』や『救急診療所』の併設などを挙げたようだが、宿舎併設の保育所なんて公務員専用になるだろうし、診療所というハコモノの前に医師の確保が先です。ムダな官舎をつくるためにアメを与えてゴマカそうとしているのです」
 中止された公務員宿舎が、保育所と診療所を併設して復活――。これでは“焼け太り”だ。役人の考えはつくづく姑息である。

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「仲間から学べることない」=与謝野氏、「連立拒否」に不満

 たちあがれ日本の与謝野馨共同代表と、無所属の鳩山邦夫元総務相が29日、都内で会談した。与謝野氏はたちあがれ日本が民主党からの連立政権参加の打診を断った経緯を説明。両氏は、将来の政界再編の可能性をにらみ、緊密に意見交換していくことで一致した。
 与謝野氏は会談で「連立入りの話は自分なりに良いと思って進めてきたが、つぶれた。たちあがれの仲間と議論しても学べることはない」と不満を吐露。鳩山氏は「民主党の左派が主流から外れれば、『平成の保守合同』の道を歩める」と語った。 「時事通信」(2010/12/29-17:30)

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