日清製粉は美智子皇后の出身母体だけれど、私は知らなかったが最近カップヌードルの器を従来の発泡スチロールから紙製に変えて、それが良くなかったのか、揮発性防虫剤のそばに置くと匂い移りするようになってしまい、今これを警告するTVCMまで流しているのだ。カップヌードルと言えばもう何十年も前からのヒット商品で、今では類似品も多数あるけど、昔は深夜自販機で買ってその場で食べられるラーメンはこれしかなかったから、私も随分お世話になったものである。*一方伊藤ハムの東京工場では井戸水からはシアン化合物が、ウインナソーセージのパックからはトルエンがそれぞれ検出されて「そりゃあもう大騒ぎサ」(←古過ぎ?)なのである。どちらも「人体に害を及ぼす濃度ではない」と言うんだけど、最近あちこちで「濃度が薄いから大丈夫」ってこればっかしじゃん?だけどシアンと言えば「青酸カリ」だし(はあ?)トルエンと言えば「シンナー遊び」だもんね。(はあ?)トルエン即ちトリニトールエチレンは印刷ではインクを溶かす溶剤として広く使われている薬剤で、これを使ってフィルムの最後内側になる面に印刷しても(←フィルムの外側に印刷すると流通の過程で擦れたりして文字とかが不鮮明になるから?)揮発性があるからすぐ乾いちゃって安全ということらしいけど、今回は溶剤の濃度が基準値を遥かに超えていたにも関わらずそれを機械がチェック出来なかったのだ。てことは当該ソーセージのパックの中はトルエンでビショビショだったってことになるのかな!?「シンナー遊び」に使うくらいだから幾ら摂取しても大丈夫だなどと決して思ってはいけない。最近はみなさん大麻の方へ行ってるみたいだけど、昔はトルエン入りのビニール袋を頭からすっぽり被ってスーハーして、そのまま死んじゃった人は何人もいたからね。そう言えばこれも昔、あれは確か市谷の大日本工場だったと思うけど、アルバイトの若者がトルエンを瓶に入れて盗み出すという事件があった。トルエンは人体に害があるし引火性も強くて「火気厳禁」の品物だから重罪になった筈である。そういうわけで、中国製毒入り餃子に始まった所謂『食の不安』はこのところ留まるところを知らない。中国製だけでも解決困難なのに(!)米を筆頭に国産品までおかしくなっているのだから、私にはそもそも食品は工場での大量生産には馴染まないのではないかとさえ思えて来るのである。 . . . 本文を読む