フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

職場の現状

2023-05-22 08:58:12 | 美しく生きるという事

『子どもは可愛いでしょ?』と言えば何でも丸く収まると考えている上司と、

自分の子どもを育ててきた経験から専門家でもないのにいちいち口出しをしてきて挙げ句の果てに責任を取らない看護師と、

それにいちいち反応してしまうオババ(私)と、

先代主任がいなくなった途端にめきめきと頭角を現したひと。

昨年私と同僚が一生懸命手を掛けていろんな事が出来るようになってきた子ども達を、

一瞬のうちにめちゃめちゃにしてくれた人たち。

その瞬間の気まぐれで無責任な関わり方をして後始末は全部私。

実は子ども達の事なんて何にも考えていないでしょう?

私は関わり方が冷たいようでいて彼らの行く末をしっかり考えて対応しているのだ。

日々変わる目先の事にとらわれていたら何者にもなれない。

それと、職員達の心の揺れと衝突と爆発で職場はカオス状態に。

まともな人が病んでしまうのもよく分る。

オババに出来ることは、見て見ぬ振りして、要らぬお節介は完全無視。

にっこり笑って受け入れない。

自分勝手に行動すること。

そうそう、みんなのことを考えて良い人になろうなんて1ミリでも考えたら気が狂う。

みんなより先にまず私が自分勝手になること。それがこの職場を生き抜く良策である。

 

 

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