フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

日の出日の入り散歩時明るい

2020-04-21 20:22:21 | 美しく生きるという事

少し前まで、愛犬の朝夕の散歩時、

朝は暗く、夕方も暗く、ともすれば同じ時間だったりして、どっちがどっち?

空を見上げても暗く、朝か夜か分からなかったのに、

今は、朝も夜も明るいのだ。どっちがどっち?

暗い時は懐中電灯を首からぶら下げて、

愛犬の○○をしっかり照らしてペーパーでつかみ取ったものだ。

それが、懐中電灯要らなくなった。

だって明るいから見えるから。

ああ、私の人生、またまた始まった。

シフトで早く起きなければならないとき、

秋から冬にかけて日が短くなっていく時のわびしさ、さびしさ、悲しさと言ったらない。

暗さもさることながら寒さも身にしみた。

朝も夜も真っ暗な中散歩した。

あれはつらかった。

 

まあ、一年を通して、暗くなったり明るくなったりを繰り返しているのだけれど、

やっぱり今のこの時期はいい。

このままずっと時が止まればいいと願う。

ああ、しかし、太陽は傾き続け、ついに沈んでしまった。

夜は人工の光の中だからあんまり輝いていないんだよね。

太陽さん、また明日逢いましょう!

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