フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

ついに来たか?

2015-02-06 20:51:10 | フィクション
売れない化粧品の販促計画表が

やっと出来た。

婿に見せたのだろうか、

それともコンサルタントか?

社長の顔色はよろしくない。

しかし私はさりげなく、

ミニコミ誌の広告案を見せたので、

社長は言えなくなってしまったのかも知れない。

『もう打ち止めだよ』

今更ながら私がその化粧品を使い始めたことを

打ち明け、

社内の従業員の心をつかみたいのです、

ととどめの一撃!

『売り上げが上がらなかったら、

そこで打ち止めになるかもしれないよ』

と、社長は牽制した。

とても不思議なのだが、

何故社長は今『もう終わりにしよう』

と、言わないのだろう。

私が哀れだからか?

はっきりいった方が、経済的だと思うのだが。

私一人雇うのにいくらかかるか分かるだろうに。

告知されない以上、私はやりつづけますよ。

なんせ、やってみなけりゃ分からないのだから。




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