昨日の朝の事なんですけど、
いつものように犬と散歩していて、
空気がひんやりしているのを感じました。
樹木の影までが、
まるで秋のよう。
そうだ、華やかな8月が終われば、
9月になってしまう。
8月に恋い焦がれても、戻らない。
そんな切なさを味わわなければならない9月。
……嫌だなぁ……
と、心から思いました。
でも、まだ6月だもんね!
まだまださ!
夏至だってまださ!
私は、19時過ぎても明るい、
今時が大好きなんです。
去って行ってほしくないんです。
泣いてわめいて、
ここに留まってよー!
と、叫びたい衝動に駆られるのです。
その6月を涙で送り出し、
迎える7月には、
恐る恐る近づきます。
砂時計はさらさら流れます。
もうどれくらい流れていったのでしょう。
底無しの沼に吸い込まれていきます。
最後は私自身も絡め取られて。