秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

呆れた新聞店の実態

2015-02-12 23:49:30 | 日記
野口新聞店はかくして佐崎新聞店になった。所長が佐崎徹哉で主任が青山Mとい
う若い二人が新聞店を経営することになったわけだ。が、ふたりとも業界を十分
経験して熟知しているわけではなし、またちゃんとした企業に勤めたこともない
のでこれといったキャリアも何もないわけで、社会人として修行も十分積んでな
いいわゆるぺーぺーである。未熟なふたりが見よう見まねで新聞店くらいやって
やれないわけがないという状態ではじめたのだった。そこで大問題となるのが、
顧客相手の商売でなにが一番大事かということをふたりが知っているかどうかだ。
新聞店は、店にもよるが夜中の2時頃、横浜で印刷された新聞を満載したトラック
が到着するところからはじまる。

女傑・野口久枝は最初の頃は二宮駅前で店をやっていた。が、石油ストーブの火事
でそれを消失してから内陸部に店を移転した。その道30年以上のベテランでこつこ
つと働いて事実紫色の自宅兼店舗の三階建てのビルまで建てた人物である。新聞販
売店所長としても販売の営業手腕もずばぬけいた。店主として、とりわけ商品で
ある新聞の取り扱いにおいてとても厳しかった。ひ弱な店員であろうと大男で腕節
のつよいこわ面店員といえども彼女の怒声には縮み上がった。配達員が新聞の上に
ちょっとでも寄りかかっているとすぐに罵声をあびせられた。『おい、お前、われ
われはこれでおまんまを食っていけるんだぞ!新聞に体をもたせかけるんじゃな
い。汚れた作業服で尻のっけるなんてもってのほか、二度とやったらしょちしね
えぞ、いいか気つけろい!』彼女は店員を教育するのに躊躇無く大声をあげてその
場ですぐに注意するというやり方をした。その怒声には周囲の者もみな驚いた。お
かげで全員が商品を大事にし、配達も丁寧になり新聞はポストの奥までしっかり
押し込んでぬれないように大事にした。商品管理も労務管理もこうして無意識のう
ちにお互いの中にはぐくまれていった。

佐崎新聞店になり経営者が変わるとそういった厳しい躾もまったくなくなり、何よ
り店主による商品管理や店員管理の意識もなく、それにつれて店員がだらけてずぼ
らになって荒んでゆく一方であった。その証拠に、所長も主任・青山も現場に一切
でないで一番大事な早朝作業の実態に目もくれようとしない始末。進言してくれる
人もなく、ものに長けた番頭ような存在もなく、なにを勘違いしたのかふたりはこ
の新聞店をあたかも普通の会社ように考えて、朝九時に出勤して夕方には退社する
という生活の形態を繰り返した。女の会計事務員がひとりいるが、こんな小さな新
聞販売店のこぢんまりした事務所に大の男二人がいて、一体何かやる仕事なんてあ
るのだろうか。家族経営規模のこういった会社ではみんなが手分けして仕事をこな
さないと経営的に成り立たないはずだが、この男ふたりは特別なのか配達にも係わ
らなければ作業現場にも出ず、年末の忙しい時期織込み準備にもけっして手も貸さ
ない。要するに肉体労働を毛嫌いしていて、そんなものは一切やらないぞという態
度がみえみえで徹底しているのである。物の道理も知らない、会社経営の理念もな
い人たちがひとたび会社を支配したらいったいどうなるか、大迷惑するのは一体だ
れなのか。答えは簡単である、新聞を購読している読者であるのはいうまでもない。
その新聞はもしかしたら作業着のズボンの尻にしかれたあと、なに食わない顔でポ
ストに投函されたものかもしれない。たとえ新聞といえども安全で清潔に管理され
てなければそれを手にする購読者を裏切るというものだろう。不潔きわまりない、
商品管理がなされてない読売なんかだれが読みたいと思うんだ。しかし、その責任
はこのふたりに店をまかせた西湘地区担当者にあり、究極的には読売本社にあるの
はいうまでもない。いや、商品の不適切な取り扱いだけならまだましかもしれない。
が、まだその先に許し難に問題があるのだ。その先は次回あなたが来たときに話す
ことにする、こういってその古い元店員はことばをきった。


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