今年こそタバコ祭りを開催す

３年ぶり たばこ祭開催
飲食露店３割減で出店へ
タウンニュース

第75回秦野たばこ祭の告知と感染症対
の協力を仰ぐチラシ

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
２０２０年、21年はメモリアル事業として
実施された秦野最大の観光イベント「秦野
たばこ祭」が、９月24日（土）・25日（日）
に３年ぶりに開催される。感染症対策ガイド
ラインを設け、一部規模を縮小しての実施と
なる。

秦野たばこ祭は、秦野市の一大イベント。
新型コロナウイルス感染症が拡大する前の
２０１９年は、２日間で34万９千人が来場
している。

しかし２０２０年、感染症拡大に伴い当初
延期を検討していた同祭が１９８８年の第
41回以来の中止に。メモリアル事業として
展示や花火が行われた。翌21年も新型コロ
ナの影響で通常開催を断念し、例年の時期
に合わせ展示や市内飲食店によるたばこ祭
にちなんだ特別メニューの提供、インスタ
グラムのキャンペーン、メモリアル打上花
火を実施している。

今年の開催の可否もこれまで慎重に話し合
われてきたが現在の状況から判断し、８月
26日に行われた実行委員会の正副会長によ
る協議で開催することが決定した。

原点回帰テーマに

今年のたばこ祭は「原点回帰」をテーマに、
当初の開催から祭りの軸となっていた「火」
をテーマに実施する。ジャンボ火起こしで灯
った火を花鳥風月から、たばこ音頭パレード、
らんたん巡行、弘法の火祭、打上花火に「市民
が繋ぐ」という原点を改めて見直してもらう
会にする。

一方で、露店に関しては飲食の出店を例年か
ら３割削減。ステージ等の行事も主催団体と
の事前協議で感染症対策が難しいものに関し
ては中止となる。食べ歩きは来場者に自粛を
求め、会場内では市が用意したスペースのみ
飲食可能に。催しの数は例年と大きく変わら
ないが、出演者は市内の団体や学校を中心に
するため、人数や団体数削減など規模縮小で
の実施となるものもある。

大きく変わるのが、密になりやすいパレード。
オープニングと、祭りの締めくくりとなる弘法
の火祭は参加人数を削減するほか、「たばこ
音頭千人パレード」は90人に縮小。はだのよ
さこい踊りも会場を変更。御輿パレードと阿
波踊りは中止となる。また、出演者に関して
は事前の体調チェックを徹底し、当日の報告
も義務付ける。

「参加する誰もが安全・安心に楽しめるような
お祭りにするため感染症対策を講じ、通常に近
い形での開催を目指していきますので、皆様の
ご理解とご協力をお願いします」と市観光振興
課では話している。

はだの生涯学習講座
葉たばこの歴史を学ぶ
24日　保健福祉センターで
タウンニュース

はだの生涯学習講座「秦野葉たばこの歴史
〜秦野市発展の礎とは〜」が９月24日（土）、
秦野市保健福祉センター（秦野市緑町16の３）
３階多目的ホールで開催される。時間は午後
１時半から３時まで。

秦野市では、２０２０年度からはだの生涯学
習講座を実施。現在の社会情勢等世間で話題
となっている多くの人が関心を持てるような
テーマで、幅広い世代の市民に多様な学習機
会を提供するため、今年度は10回の生涯学習
講座を予定している。

第５回目となる今回は、第75回秦野たばこ祭
の関連事業として、「葉タバコ耕作」が市の
発展の礎となった経緯や、携わった先人たち
の情熱などを後世に継承することを目的に講
座を開講。講師に「たばこと塩の博物館」の
主任学芸員である鎮目良文さんを招き、たば
この製造方法や専売制度、歴史などについて、
秦野市の発展と関連させながら講演が行われる。

参加無料。定員は申込先着順３００人。参加
希望者は、市生涯学習課に電話（【電話】
０４６３・８４・２７９２）または市ホーム
ページの電子申請から申し込みを。住所・
氏名・電話番号を記入したメール（【メール】
s-gakusyu@city.hadano.kanagawa.jp）また
はＦＡＸ（【FAX】０４６３・８６・６５６３）
でも受け付け可能。問い合わせは同課へ。

伊勢原が南国に
物販やステージなど企画
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伊勢原駅北口で開催されるフェス

「南国フェスｉｎ伊勢原〜Ａｌｏｈａ！
めんそーれ！この夏・伊勢原が南国にな
る！！〜」が９月10日（土）、伊勢原駅
北口暫定タクシー待機場で開催される。
正午から午後７時まで。主催は南国フェ
ス実行委員会。

伊勢原では珍しい南国をテーマに、新たな
客層の来場のほか、駅前のにぎわい創出や
地域活性化につなげることが目的。

当日は、沖縄やハワイなど南国をイメージ
した飲食やアパレル、雑貨などの物販が出店
するほか、沖縄三線など南国の風を感じる歌
やダンスなどのステージプログラムが行われ
る。実行委員会では「子どもから大人まで楽
しめる内容になっているので、ご来場をお待
ちしています」と呼びかけている。

ステージプログラム

▽午後１時〜、楽鼓〜ｒａｃｃｏ〜（創作和太
鼓・琉球ｖｅｒ）▽１時45分〜、Ｓｔｕｄｉｏ 
Ｌōｋａｈｉ Ｄａｎｃｅ Ｃｒｅｗ（キッズダ
ンス）▽２時45分〜、あずままどか（徳之島・
南国歌娘）▽３時30分〜、Ｓｔｕｄｉｏ 
Ｌōｋａｈｉ ｗｉｔｈ松尾慎吾（沖縄三線）
▽４時〜、Ｓｔｕｄｉｏ Ｌōｋａｈｉ Ｄａｎ
ｃｅ Ｃｒｅｗ（ダンス）▽５時〜、ＨＩ-
ＯＲＬＥＡＮＳ（南国の風感じる歌とタップ
ダンス）▽６時〜、Ａｎｅｌｌａ ｗｉｔｈ 
Ｈｕｌａ Ｄａｎｃｅｒｓ カイノア・ミュー
ジックアカデミー（ウクレレ）▽６時45分〜、
Ｓｐｅｃｉａｌ Ｃｏｌｌａｂｏｒａｔｉｏｎ
（出演者によるスペシャルステージ）

問い合わせは、めぐみ不動産コンサルティン
グ【電話】０４６３・９５・２６６７、奄美
居酒屋ルリカケス【携帯電話】０９０・
９８１４・５３６５へ。

マツムシと過ごす夜
南が丘公民館そば
タウンニュース

「マツムシの大合唱とカンタンを聞こう」が
９月10日（土）に南が丘公民館周辺で開催さ
れる。時間は午後６時半〜８時。定員15人
（中学生以下の子どもは保護者同伴必須）。
参加費は１人２２０円。ただし、中学生以下
の子どもとその保護者は参加費無料（保険料
として１人20円が必要）。

公民館内でマツムシやカンタンなど秋の虫の
特徴を学んだ後、砂口配水場方面に向かい、
虫の鳴き声について解説を聞きながら散策する。

申し込みは同公民館
【電話】０４６３・８４・６４１１へ。

チケット発売中
全国から問い合わせ続く
ロックフェスに熱視線
タウンニュース

タウンニュース社と夕刊フジとのコラボイベ
ント、「ＴＡＮＺＡＷＡ 　ＲＯＣＫ　ＦＥＳ
ＴＩＶＡＬ　２０２２」が10月16日（日）に
クアーズテック秦野カルチャーホール（秦野市
文化会館）大ホールで開催される（14時開場、
15時開演）。現在チケット発売中。

出演するのは伝説のギタリスト山本恭司率い
るＢＯＷＷＯＷと、マルチに活躍する、うじ
きつよし率いる子供ばんど。70〜80年代の
ジャパンロックをけん引したレジェンド２大
バンドの来秦だ。７月末から文化会館のみで
受け付けた先行電話予約には全国各地から電
話が殺到。「秦野に来るのは初めてという人
が多かった。秦野の秋が盛り上がること間違
いなし」と電話対応した会館スタッフは興奮
気味で話した。チケットは前売り７千円、当日
７千５百円（全席指定）。発売は文化会館窓口
で直接販売、電話予約後の引き取りほか、プレ
イガイド「カンフェティ」、「チケットぴあ」
で受付中。（問）【電話】０４６３・８１・
１２１１

詳細は二次元コードから
会館ホームページへ

20年の思い込め圧巻の演奏
観光和太鼓が記念公演
タウンニュース

この日のための曲「悠久」を披露
する出演者たち

秦野観光和太鼓（相原啓子代表）が８月27日、
クアーズテック秦野カルチャーホール大ホー
ルで創立20周年記念公演を開催した。

観光振興や地域活性化、全国への秦野市の
ＰＲ等を目的に２０００年６月に発足した
創作和太鼓の会。20年の節目となる２０２０
年に予定していた記念公演がコロナ禍で延期
となり、今回ようやく開催された。

当日は主催者あいさつから始まり、高橋昌和
市長や小菅基司市議会議長、神倉寛明・加藤
剛県議会議員ら来賓もあいさつ。その後、創
立から携わり楽曲提供なども行っている太鼓
集団鼓粋の加藤修代表に、長年にわたる貢献
に対する感謝状を手渡した。また、第１部と
第２部の間にはよさこいチームによるゲスト
演舞や、太鼓集団鼓粋のゲスト演奏等も行わ
れた。

記念公演では「華宴」を皮切りに、ジュニア
メンバーのコンクール演奏曲「大樹」や、
丹沢の山開きをイメージしたコンクール入賞
曲「開山」、この日のために作曲し練習を重
ねてきた「悠久」などを披露。曲の合間の
メンバーへのインタビューでは、メンバー
同士の掛け合いが会場の笑いを誘うことも。
圧巻の太鼓演奏に、観客は惜しみない拍手を
送った。

１曲目「華宴」の演奏

蓑毛の自然で癒やし体験
イベントに9人参加
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せせらぎを聞く様子

蓑毛「森林セラピーてくてくウォーク」が
８月28日、森林セラピーロード「蓑毛・
春嶽湧水コース」で開催された。

森林セラピーとは、森林浴を一歩進めたも
ので、科学的に裏付けされた森林浴効果を
いい、森林を利用して心身の健康維持・増進、
疾病の予防を行うことを目的としたもの。
秦野市には、癒しの効果が実証され、森林
セラピーに適した道として認定された遊歩
道「森林セラピーロード」が５

コースあり、健康増進やリラックスを目的
とした包括的なプログラムを提供している
ことから、市内全域が「はだの表丹沢森林
セラピー基地」として認定されている。

当日は９人がイベントに参加。ガイドの案内
がついたコース散策や、古民家・緑水庵内で
のヨガ、竹筒で川のせせらぎを聞くなど、自
然の中での体験を楽しんだ。参加者は「森林
の中でゆっくりとすることができた」「散策
中にタイムリーに木や草について説明があり、
五感で森を感じられた」と感想を話した。今後、
11月にも蓑毛で森林セラピーが開催される予定
だという。

「秋の登山」楽しむために
ヤマカフェ店主に聞く
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秋の登山シーズンを迎える表丹沢

夏の猛暑から気温が落ち着きはじめ、秋の登山
シーズンがやってくる。表丹沢の玄関口とな
る秦野市も例年多くの登山客が訪れ、近年で
はアウトドアブームから登山初心者の来訪も
増えている。表丹沢の入口、大倉でアウトド
アの拠点ＹＡＭＡ　ＣＡＦＥを営む山本哲史
店主に、秋の山の楽しみ方や入る際に注意す
べきことを聞いた。

日没時間に注意

木が紅葉し、季節の草花が見ごろを迎える秋
の丹沢。ＹＡＭＡ　ＣＡＦＥスタッフによると、
鳥も活発になるためバードウォッチングなど
自然を満喫できる環境が整ってくるという。

一方で、まず注意しなければならないのは日
暮れの早さ。山本さんによると、秋の山は暗
くなるのが早く、午後１時や２時頃に下山を
始める計画でも途中で真っ暗になってしまう
ことがある。そのためヘッドライトの携行は
必須となる。

また、マダニやアブなどの虫やヒルも多く発生
する時期となるため、長袖長ズボンの着用は必
須。虫よけやヒルよけ、十分な水分の準備も重
要になる。急な天候の変化も往々にしてあり、
雨具の用意も必要だという。

「特に３年前に死亡事故が起きている落雷には
注意が必要。雷の時は広い場所で姿勢を低くす
るのが正しい対処法なので、雨具は絶対に必要」
と注意を呼びかける。

｢映え写真｣はほどほどに

最近、増えているのが撮影による事故。草花を
撮るのに夢中でコースを見失う・大幅に遅れる、
ファインダーを覗くのに夢中で前のめりになり
すぎ滑落するといったケースが報告されている。

また、晩秋になると落ち葉に隠れた段差で足を
踏み外す危険性も。「他にも草花にはかぶれる
ものあるので、触ったり取ったりせず見て楽し
んで欲しい」と山本さん。「大事なのはしっか
り装備を準備すること。無理のない登山計画を
立て計画書は必ず提出。登る際はトレッキング
シューズを履き、周りや足元を確認しながら楽
しんでください」と注意喚起した。