秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

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<熊本地震1年>復興は道半ば

2017-04-15 02:12:11 | 日記


熊本県庁で行われた熊本地震犠牲者追悼式=
熊本市中央区で2017年4月14日午前10時3分

悲しみ乗り越え、復興へ誓い 犠牲者追悼式
4/14(金) 毎日新聞


最大震度7を2度観測し、震災関連死を含め225人
の犠牲者が出た熊本地震は14日、発生から1年を迎え、
熊本県庁(熊本市中央区)で県主催の犠牲者追悼式が開
かれた。式には遺族ら365人が参列して黙とうをさ
さげ、白菊を祭壇に献花して犠牲者の冥福を祈った。




来賓を代表し、安倍晋三首相が「被災者の方々お一人
お一人のお気持ちに寄り添い、一日も早い生活の再建と、
なりわいの再生、被災地の復興を実現するため、引き
続き政府一丸となって全力で取り組んでいく」とあい
さつ。蒲島郁夫知事は「亡くなられた方々の遺志を受
け継ぎ、残されたご家族をこれからも守り続けていく
ため、災害に対する万全の備えを築く」と語った。



熊本地震は、昨年4月14日午後9時26分にマグニ
チュード(M)6.5の前震、同16日午前1時25分
にM7.3の本震がそれぞれ起きた。全半壊した家屋
被害は約4万2000棟に上り、今も被災者約4万
8000人が熊本県内外の仮設住宅などで避難生活を
強いられている。




地震で大きな被害の熊本城 一刻も早い復旧願う声
4月14日 NHK

一連の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城では、
朝早くから「二の丸広場」を訪れた人から城の一刻
も早い復旧を願う声が聞かれました。
一連の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城は、
熊本市が今後およそ20年かけて城全体の復旧を
進める計画で、このうち天守閣については、復興
のシンボルとして再来年までの復旧を目指し、周囲
をシートで覆う作業を行うための足場の設置が進め
られています。



一連の地震発生から1年になる14日、熊本城の
「二の丸広場」では、朝早くから訪れた人たちが
城を眺めたり写真に収めたりしていました。

熊本市の女子大学生は「1年がたっても、まだ熊本
城が直っていないので、早く直ってほしい。街も少
しずつ復旧していると思いますが、まだまだだと思
う部分もあるので、早く元気な熊本に戻ってほしい」
と話していました。





また、毎日、城の写真を撮り続けているという熊本市
の73歳の男性は「みんなの力で熊本のシンボルを
よみがえらせないといけない。復旧工事が始まって、
また頑張ろうと心強くなってきた。地震が起きた日の
ことは絶対忘れられないが、現実を見据え、乗り越え
ていかないといけない」と話していました。




2人の娘と訪れた熊本市の37歳の女性は「熊本城を
見ると悲しくなるので早く復興してほしい。地震は怖
いですが、全国から支援をもらっているので私たちも
頑張って元気を取り戻していきたい」と話していました。

震災から1年...熊本の復興の現状
フジテレ(FNN) 4/15(土)





熊本は14日、ちょうど1年前のあの夜とは全く違う、
穏やかな夜を迎えている。

普段は、午後11時に消灯される熊本城のライトアップ
だが、14日と15日の2日間に限っては、特別に終夜、
ライトアップされている。

犠牲となった人たちの冥福を祈るとともに、これから
復興に向かって、みんなで頑張っていこうという、そう
いうメッセージが込められている。

熊本城は、県民の心のよりどころ。







特に「奇跡の一本石垣」といわれた、飯田丸五階櫓。

発災当時、1本足で踏ん張るように立つ、あの姿に多く
の県民が勇気づけられた。

熊本城も、これだけ頑張っているのだから、自分たち
も頑張ろうという思いになった。




これから全面復旧に向けて、熊本城は20年かかるとい
われている。

長い長い復興への道のりを、県民とともに今、1歩を
踏み出している。

あの日から1年、多くの課題も見受けられる。



現在も仮設住宅などに住む人が、4万7,000人を超えて
いる。仮設住宅が整ったあとから、孤独死などを防ぐた
めの対策がとられてきたが、先日、1人の男性が孤独死
とみられる状況で発見された。




これから期間を重ねるにつれて、さらなる住民の孤独化
などを防ぐ取り組みが必要になってくるとみられる。

一方、被災地の子どもたちの様子は。





特に仮設住宅に住む子どもたちは、仮設住宅は限られた
スペースで、たくさんの居住スペースを設けなければな
らないため、遊ぶ場所がない。
ただ最近、県内の一部の仮設住宅では、ブランコなどの
遊具が置かれたり、走り回ったりするスペースが設けら
れたりといった活動も広がっている。
そういった背景には、地震前と同じような環境を整えて
あげたいという、周りの人たちの気づかいも多くある。
インフラ整備なども必要だが、そういった目に見えない、
心の復旧というものも、これからの熊本にあっていかな
ければならないと感じられる。





こんなにも多く方達がなんらかの形で被災したのですね。

自然との闘いとはいえ、東北といい九州といい、各地で

人間が打ちのめされてはまた立ち上がる。そう復興する

ことが人間の仕事です。そういえば、鳥取や広島など山陰

地方でもあった。また阪神大震災もわすれてはならない。

人間はいつも立ち上がることしかゆるされない。


コメント
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