秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

天一根★姫島ジオパーク

2019-06-27 | 旅・九州
宇佐神宮を8:40に出発し国東半島北端の伊美港へ。

5kmほど北にある姫島までのフェリーは思ってたよりデカイ。

すぐ前に見える姫島目指し9:50出港。

快適な20分が過ぎて、10:10着岸


新門司港からの宗像観光バスも一緒にフェリーで渡るとは想定外だった。

島内観光に電動のレンタカーもしくはレンタサイクルがよく利用されてるそうだ。
姫島の周囲はわずか17kmの一島一村ですから。


ツアーに申し込んだ時も、行程表が旅立つ前に届いた時も、島内観光にバス利用なんて思いもしなかった。
車海老づくし昼食後にあたりをぶらぶらかなと想像してた。


観光バスには現地在住のアラフォーぐらいのお姉さんが乗り込んで観光案内してくださった。

車窓から対岸に国東半島が見える。

車海老養殖場もあちこちで


最初に向かったのが島の東側にある拍子水
鉄で酸化した色してて炭酸が湧き出してるから拍子水。
口に含むと鉄味がなんとも…
炭酸で金泉銀泉の有馬と一緒やね。
横に拍子水温泉建物もできてます。


「火山が生み出した神秘の島」の七不思議の一つです。
すぐ近くにヒメコソ神社あり参拝してきました。
まさかココまで来ないと思ってたし、姫島の名前由来でもあり、ちょっと調べてから神社は次項で。



七不思議「かねつけ石」石碑を車窓から


島でたった一箇所の水田がたまたま田植中


七不思議「逆柳」

渡り蝶アサギマダラの休息地

南の国から飛来して、5月ごろ海岸などで自生するスナビキソウの蜜を吸う。
休息後、北国へ渡り10月ごろ世代を交代した蝶が再飛来して、今度は島のフジバカマの蜜を吸う。

なんか壮大な生態系にかかわる稀有な島のようです。

記事作成中にパンフ撮影してたら、メルキィ邪魔しにきて、仕事はかどらん。


このあと車窓から、大海コンボリュートラミナという地殻変動後の地層露出してるの見ました。
撮影間に合わずパンフより




島内観光の最後は観音崎、
黒曜石の断崖が高さ40m、幅120mに渡り露出してるんだそうだ。

目の前の階段登り小山の向こう側の崖だって。

11:04撮影で、11:30に昼食予約なので行けません、がっくり。




連れ共々ここ見たかったなと
( ̄◇ ̄;)

ガイドしてくださった場所に落ちてた小石を割って、この鋭角は黒曜石だと

もらって持ち帰った(^^)



七不思議「浮洲」
沖合に小さな洲があり、漁師の神さま高部様が祀られてるそうだ。
大しけでも高潮でも決して海水に浸かることないらしい。




12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (りひと)
2019-06-29 18:59:32
白い石の信仰の理由分かってしまいましたね!
黒曜石だけど白って貴重ですよ、ヤバ!

奈良の白い石の信仰が黒曜石かも?
で黒曜石なら諏訪と伊豆も関わるわけでそれ知らないと白い石の意味分からないはずです。

私もこの前っていうか最近ここぞというところで石拾ってくるんですけど、黒曜石狙いです。けど黒しか知らなかったですよ。うららさまの石超魅力的で、写真をお守りにしたいくらいです。
少なくてもこの石の重要性が分かっているのは旧石器からの民族です。その後やってきた人はおそらく白い石がどんな意味合いあるか正しく理解していないでしょうね。赤い石というのもなんか分かるかも。瑪瑙も大切ではあるんですけど、人間の生死に関わる獲物をとる為の道具こそが命直結の石だったはずです。宝石やお守りは二の次で。

伊豆もこのまえ行った後CMでジオパークってやっていて看板にあっても意味もしっかり認識出来ていませんでしたけどこちらでも同じような地形的な魅力ある地域、そこにヒメコソさん。超嬉しいですね。
火山や地殻変動も信仰には欠かせないし、そこに絡む人しか畏怖も恩恵も味わえない。
神社や進行の意味合いもちゃんと理解している人が繋がないと大変な事になりますよね。新しい発見でした。

そうさっきネットニュースで河口湖の中に六角堂がありそれがお水少ないので陸続きで行けるようになっているようですよ。あの辺の八幡もとても気になっているんですよね、富士山も火山ですしね、おまけに六角堂ですから地蔵系、太陽の動きや風とも関係ある信仰の同じ流れとも思います。

そう東京でも気になる八幡さん見つけましたよ。
どうも八幡さんが少し本来の役目を復活させてくるように思うんですよね、ダメはダメってしてくれないと日本がどうなってしまうのか?
宇佐さんにもよろしくお伝え下さい。
そもそも姫島知らなかったのが本当情けないですよ。
記事にしていただきありがとうございます。
返信する
りひとさんへ (ulala)
2019-06-30 08:29:05
ハイ、私も石好きでよく拾ってきます。
メルキィが遊んでた茶色い砂岩風の丸い石はエジプトで拾いました。
もぐちゃん、そしてメルキィも関心持ってくれたのでうれしい。
国産の翡翠も黒曜石も気になりますよね。
古代に生まれててもきっと追っかけてたことでしょう。
地中海ゆかりのフェニキア人は、石も猫も貿易してたようです。
血が騒ぎます(^^)
返信する
Unknown (りひと)
2019-06-30 12:18:39
あの石、!私も気になっていましたよ。エジプトのなんですね。
昨日阿蘇のブラタモやってましたけど黄土ってのもかなり気になりました。そう古墳の白黒なのもこれ赤い古墳でしょ?ってね。古墳いっぱいありそうですよ、阿蘇。私がハマっている奈良や東北に連動しそうなの。
で私のゴールの草千里がなんとまさか火口だとはびっくりしましたよ。質問の途中タモリが答える前に火口は理解しちゃいましたよ。私も血が騒いでるかな?なんてね。

おまけに今日は、お水の6/30の祓いの日。東京では君の名はの映画やるんですけど、あのサークルも気になりますね。舞台はお水の岐阜とか黒曜石の諏訪とかイメージしちゃいますからね。タイムリーですね。
ムゲツ氏とか蓮の花の瓦とかまた調べる事になりそうですよ。
返信する
りひとさんへ (ulala)
2019-07-01 10:13:36
土曜夜のブラタモはお出かけしてて視聴できませんでした、残念。
たしか阿蘇の石はピンクじゃなかったかしら?
高槻の今城塚古墳でみた石棺、阿蘇から持ってきたものは色が違ってましたよ。
わざわざ大変な思いして運んで来るだけあって美しいなと思いましたもの。
石棺となる大きな石材を運ぶ労力に見合うだけの動機はなにか?その氏族の発祥の地とか?いろいろ妄想膨らみました。
きのう6/30大祓の日、水無月どころか川があふれて建築物だけでなく、農産物も大きな被害出ることでしょう。
返信する
ピンクの石棺 (ulala)
2019-07-01 10:20:11
>阿蘇ピンク石は、葛城から大伴への権力移行期の石棺で、外交戦略にたけた大伴と有明海沿岸のピンク石の石棺を作りだしていた諸豪族の力が結びついた特別な時代の産物

詳しくは以下ブログで
https://koza5555.exblog.jp/23482250/
継体天皇と阿蘇ピンク石

返信する
姫島や ああ姫島や (吉田一氣)
2019-07-21 03:29:59
お久しぶりです。
偶然このページが検索でヒットしました。
姫島の比売語曽神社は呉系姫氏の足跡を探る上で
最も重要な神社なのだと思っています。
もしかすると春秋の呉系姫氏にからむ
姫姑蘇神社だったかもしれません。
春秋の呉の首都の姑蘇は今の蘇州市のことですが
姑蘇語とはとりもなおさず呉語のことなんです。
ところで呉は姫氏で楚は熊氏と言われていますが
呉の言葉は呉越語とも言われているのに
呉と越はとても仲が悪いので
呉と楚が越に対抗して日本で団結する可能性は高いです。
日本の姫島においては呉と楚を統合した姫氏としての
姫呉楚神社であった可能性を検討しています。
例えば古墳で有名なモモソヒメの血統は
百越に対抗する百楚姫とか
百蘇姫である可能性とかも考えられます。
この姫島の黒曜石は広島や岡山でも見つかっています。
縄文末期のことです。
二上山のサヌカイトと姫島の黒曜石は
私のインスピレーションの源泉です。
そういう姫島ですが国東半島から目視しただけで
まだ入島したことがないのです。
ぼーと家に引き籠っているいる内に先を越されました。
返信する
吉田一氣さんへ (ulala)
2019-07-22 06:45:54
コメントありがとうございます。
姫島にそんな強い関心お持ちだったのですね。
グッドタイミングでお得なツアー見つけてお天気にも恵まれいい旅ができました。
この島内観光ガイドしてくださった現地のお姉さんに話によれば、今まで台風による被害も経験したことないぐらい穏やかな暮らしやすい島だそうです。
ジオの数々がぐるっと廻れて地質学的にも見所多いでした。

ヒメコソ神社参拝記録は、記事最後にリンク貼りました。
大阪は鶴橋のヒメコソ神社神社も2回行きましたがよくわかりませんでした。
垂仁天皇と応神天皇の時代、アメノヒボコとツヌガアラヒト、白い石と赤い玉、朝鮮半島から渡来したアカルヒメ、
元は同じ話なのか、やっぱり微妙な差異にフォーカスすべきなのか、よくわかりません。
でも大阪に縁があり、アカルヒメ神社は平野環濠の東端にあり、西には融通念佛宗の総本山がありますから、個人的にも気になります。

>姑蘇語とはとりもなおさず呉語のこと

そうなんですか。
なんでも朝鮮半島から、という伝承は正しく修正してほしいものです。
産土神社となる、余部神社の祭神の1柱が比売神、気になる神様で、紀氏、姫氏にも繋がってるのかも。
返信する
なんでも朝鮮半島から? (吉田一氣)
2019-07-22 12:48:24
「昭和の時代までは縄文人は弥生人に駆逐された。
その弥生人は朝鮮半島から稲作を携えて渡来した。
今の日本人はその弥生人の末裔」というのが正規の歴史でしたから
なんでもかんでも最新文化は朝鮮半島由来となっていました。
ところがどっこいDNA鑑定が進むと
縄文人に中国大陸の渡来人が溶け込んでいっているのであって
縄文人が駆逐された訳ではないことが分かりました。
また稲作は縄文時代に始まり長江流域からダイレクトに
もたらされていることも分かりました。
「背の高い弥生人、小さな縄文人」の骨格写真も嘘!
「朝鮮人に似せたしょうゆ顔の弥生人」の絵も嘘!
そしてついには弥生人の存在すら薄れて
長江流域の渡来人との混血であるということになりました。
これは私が昭和初期に神社祭祀の調査結果から
言っていたことと非常に似た結果だったのです。
ということは縄文人の信仰も駆逐されたわけではなく
今の日本人に残っているという事になります。
さらに九州の渡来人は大量に朝鮮半島に渡りました。
今も昔も日本から朝鮮に文化は伝えられたのです。
ところが寒冷な挑戦は稲作に適していなくて
そのかなりが逆流して日本に戻ってきているようです。
それで私は日本人の長江流域の周の信仰や呉の信仰や
原始キリスト教信仰やユダヤ教信仰の影響を
薄皮をはがすように剥がして縄文の信仰を
復元しようとしています。
それにより縄文土器と弥生土器の違いなども
説明できるはずです。
最近は縄文の精神世界のすばらしさを語る人が
急に増えてきましたね。
返信する
吉田一氣さんへ (ulala)
2019-07-23 07:14:39
記事にアップした画像5枚目、ジオのこと示した姫島の地図は、なんか始祖鳥のようにも見えませんか。
古代から地殻変動を経てのち、アサギマダラの休息地。
南方より飛来し、休息してまた北へと、戻ってくるときは次世代ですって。
日本列島に住む人間も何処かから渡来し、そのうち北へ行くものもあったでしょうが、また戻ったものもいる。
ヒメコソ神社のアカルヒメも世代を超えた伝承かもしれませんね。
黒曜石の産地といい、古事記に天一根と記されていることといい、姫島の位置は大きなものがあるのでしょう。

吉田さんの長年にわたる研究が一つのステージを終え、縄文本来の信仰を復元される新しいステージへ。
いろいろ明るみに出る時代にうまれ合わせたことを喜びとし、
難しいことはわかりませんが、心寄せて応援させていただきます。
返信する
Unknown (りひと)
2020-04-16 14:20:38
コロナでは銅も抗菌作用ありですよね。
排水口に銅入れてたこありました。
ピンク石で銅って思ったんですけど、黒曜石とピンク石とがタッグ組むといいんですけどね。黒曜石が白なら白の女神ともタッグ組めるはずです。

今排水溝って溝って変換されてくるのでうわって思ったんですよね。関東の道には溝があったんですよ。あと神社でも最近溝が社の周りにあったりするとウンウンって思ったりします。結界とかかと思ってましたけど銅入れてお水の劣化避けていたりして?ラインの黄金も銅だったらピンクでなんかほっこりするんですけどね。

私の八幡さんが出てくるかな?闘いあったり足を引っ張り合ったりするのではなく、出来ない中でも最善を考える強さと持続可能とか先を見通してダメな物はダメと言えるかどうかは大事です。そこに八十島の姫さんが協力するならついて行こうと思いますよね。

大分と大阪って大共通ですね。分かれる分岐と坂の違いでどうも白い姫と赤い姫がタッグも組めそうに思うんですよね。諏訪の白い鹿も関わってきそうな予感。

諏訪さんがどう動くかも日本の将来の目安になるでしょうね。
あかるひめはどう動いているか?も気になります。
返信する

コメントを投稿