パンはフランス風で、バゲットやクロワッサンなどとても美味しい。
フランス統治時代の影響を強く受けており、メーンストリートはパリのシャンゼリゼ通りのように街路樹とカフェテラスが道路の両側に並んでたりします。
しかし観光客ではなく働き盛りのような男性達がおしゃべりしています。
スーク(市場)でもメディナ(旧市街)、地方でも同様でした。
いつ働いているんだろう?
分業というか、ワークシェアできてるんだろうか…
働いているおっちゃんの姿をおさめたショットは数少ない。
チュニスで泊ったホテル近くで、飲み物とパンを売る店のおっちゃん
中古らしき靴下を整理している露天商のおっちゃん
敷布団らしきものを運ぶ親子?
子供達はいたって親しげですが、物乞いは一度もされませんでした。
面積は日本の半分以下と国土は狭いですが、ローマからビザンチン時代の古代遺跡が数多く、エーゲ海の都市の雰囲気を漂わせ、同じフランスの統治下にあったモロッコよりも都会的。
人口は約1,000万人、アラブ人が95%以上、経済成長率もアラブ諸国ではトップクラスだそうです。
穀物や野菜・果物も豊富で、貧富の差も大きくなく人々の暮らしも他のアラブ諸国に比べるとかなり豊からしい。
教育に力を入れており、予算の20%を占め6~16歳までの11年間の義務教育期間は誰もが無償で教育を受けられるそうです。
これらの情報は帰国後ネット検索で得ました。
ガイドさんは日本語が喋れないので、バスの中でも運転手さんと雑談していることが多かった。
言葉の通じない国の旅はガイドによる部分が大きいですから、もっと生の情報を話して欲しかったと思います。
チュニジアをイスラム国と思って出かけるとちょっとがっかりされるかもしれません。
イスラム教国の特徴であるモスクやメディナ、スークなどを見学しましたが、どれもイマイチ?
たしかに礼拝を呼びかけるアザーンの声も聞こえたけど、エジプトほどではない。
モスクはトルコのほうが素晴らしかった。
イスラムのタイル芸術・モザイクもウズベキスタンには劣る。
スークもイスタンブールやエジプトのほうが活気がある。
モロッコの迷路のようなメディナはほんとにエキサイティングだった。
とはいっても、もっと厳しいイスラム教国であるイランはまだ行ったことがないので。
しかしいちばん見たかったのはカルタゴ・フェニキア人です。
忘れないうちに次回に。